小説むすび | ジョイス

ジョイス

ジョイス

ジェームズ・ジョイスは、ピカソやシェーンベルクやストラヴィンスキーとならぶモダニズムの旗手の1人だ。本書は、このアイルランドのスフィンクス(謎めいた人物)の作品を前に感じていた読者の抵抗感と逡巡を払拭して、じかにその作品に接してみようという気を起こさせてくれるに違いない。カール・フリントのイラストも魅力である。

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