おんな太閤記(下)
ねねは栄耀栄華にほとんど関心がなかったが、夫秀吉は大変な野心家で、あれよあれよという間に長浜12万石の大名になってしまった。以前は戦国の世であっても夫に抱かれて死ねればいいと考えていたが、今では夫の仕事に参加して、それに身をゆだねた上で、死を覚悟せねばならなくなったことに夫婦の絆を感じて…。
ねねは栄耀栄華にほとんど関心がなかったが、夫秀吉は大変な野心家で、あれよあれよという間に長浜12万石の大名になってしまった。以前は戦国の世であっても夫に抱かれて死ねればいいと考えていたが、今では夫の仕事に参加して、それに身をゆだねた上で、死を覚悟せねばならなくなったことに夫婦の絆を感じて…。