菅原有恒漢詩選集3 扶桑百和選漢詩集
昭和三十五年に金子清超師に入門して以来、自詠自書を標榜された先師に倣って、その道を歩んできた。作成した漢詩は二千首強、批正され掲載された漢詩は一千首を超えてきた。
これまでの旅行や職業柄、各地へ訪れた際にその情景や当時の思いを漢詩で表現するようになり、その集大成として四冊の漢詩集として纏める事とした。その第三集。
第一集は花を題材にした『日比谷公園百花選漢詩集』。第二集は中国・台湾の旅游を題材にした『中国百華選漢詩集』。
そして今回は、昭和三十五年から今日までに国内各都道府県の旅遊を題材に、百か所百余首を選び、『扶桑百和選漢詩集』として編纂。題名の「和」は日本の名称「大和」からとった。金子清超師、ならびに石川忠久師の漢詩も「参考漢詩」として掲載。