紅の雪原を奔れ、エミシの娘 上の巻
国家が形を整える以前、人が体制に組み込まれることで生かされる前、生と死の狭間に育まれた、喜びと絶望の壮大な振幅の物語を結晶させる。「日本史」として、これまで紡がれてきた歴史の大きな盲点を、人間の匂いの篭もる語りとして紡ぐ。小説『ナツェラットの男』(ぷねうま舎、二〇一四年)で、イエスの生きざまを描いた著者が、渾身の力で語る「北の古代史秘話」。
国家が形を整える以前、人が体制に組み込まれることで生かされる前、生と死の狭間に育まれた、喜びと絶望の壮大な振幅の物語を結晶させる。「日本史」として、これまで紡がれてきた歴史の大きな盲点を、人間の匂いの篭もる語りとして紡ぐ。小説『ナツェラットの男』(ぷねうま舎、二〇一四年)で、イエスの生きざまを描いた著者が、渾身の力で語る「北の古代史秘話」。