小説むすび | 北の英雄伝 紅の雪原を奔れ、エミシの娘 下の巻

北の英雄伝 紅の雪原を奔れ、エミシの娘 下の巻

北の英雄伝 紅の雪原を奔れ、エミシの娘 下の巻

発売日

2024年6月25日 発売

「フオーッ、ホイッ!」、北の大地にいのちの雄叫びが
──列島の古代史を書き換える、愛の物語 
民族の誇りと自立のために、英雄的な戦いに立ち上がった、
女戦士カリパとその恋人マサリキンがつむぎだす、東北の大地を
舞台とした、エミシの物語、完結篇。

国家が形を整える以前、人として飼い慣らされる前、生と死の狭間で生きられた、喜びと断念の壮大な振幅の物語を結晶させる。「日本史」として、これまで紡がれてきた歴史の大きな盲点を、人間の匂いの籠もる語りとして……。
小説『ナツェラットの男』(2014年、第24回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞)でイエスの生きざまを語った、著者渾身の「北の古代史秘話」。
巻四 氷雪の檻
巻五 寒椿
巻六 白龍の舞い

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