小説むすび | 奥歯を噛みしめる 詩がうまれるとき

奥歯を噛みしめる 詩がうまれるとき

奥歯を噛みしめる 詩がうまれるとき

心の傷もわかりあえなさも、すべてを詩にしたとき、母を愛せるようになったーこの世の片隅の声に耳を澄ませる詩人が、父、母、少女時代の傷、シンボルスカの詩との出会い、そして回復までを語る。奥歯を噛みしめて耐えること。奥歯を噛みしめて愛すること。何もできなかったあの頃。それは、詩がうまれゆく時間であった。震える心をそっと包み込む、かぎりなくあたたかな30篇のエッセイ。

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