小説むすび | フィア-

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果敢な民族学者であり、大学教授でもあるジェームズ・ロウリーは、至って論理的な人間である。『この世の中、科学で説明のつかないものはない。超自然現象や、形而上の物事などは、えてして“心の妄想”からくるものなのだ』しかしそんなロウリーを、意外な、そして驚くべき運命が待ち受けていた。彼は帽子を失くし、不可解なことに人生の“4時間”を失う。さらに、それらが見付かると、次には自分の命が無くなるという警告が…。予想もしていなかった事がつぎつぎとロウリーの身にふりかかってく。息をつく暇もない展開。

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