出版社 : さきたま出版会
乱流 古河公方家の落日乱流 古河公方家の落日
戦国時代、合戦が相次ぐ東国に上杉謙信が進出。忍び寄る北条氏の影。二大勢力のはざまで、古くからの領主たちは対応に苦慮していた。その中、太田道灌の曾孫・太田三楽斎が知略を駆使して奮闘する。また、古河公方筆頭家臣、下総関宿城主である簗田晴助が次第に力を蓄え、下總北部有数の地域権力者にのし上がった。関宿の船頭父子との親交が戦国の世に和みを与える。存続の危機の古河公方を支える、簗田・里見・結城氏が下した決断とは?! 序章 囚われの城 第一章 鳴動 第二章 暗転 第三章 切迫 終章 旅立ち
縄文に生きる勇者 未来につなぐ 少年ナルの物語縄文に生きる勇者 未来につなぐ 少年ナルの物語
父を亡くし、母と弟と暮らす引っ込み思案な少年ナル。森と湖の緑に包まれたミヌマで周囲に見守られながら育つ。「朱塗りの弓」「黒く輝く石槍」を授かり、技を磨く日々。ある夏、父の遺した「緑の霊石」を携え、「赤い石」を探す旅に出る…昭和〜令和の青少年を育んだ著者の21世紀の縄文物語。
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