出版社 : ファラオ企画
ル-プ・ガル-・キッドの逆襲ル-プ・ガル-・キッドの逆襲
フードゥーの呪い、怖るべし。グランド・キャニオンのようなでっかいエゴをもてあまし、非道の限りをつくす白人牧場主に天誅を下すべく、ループ・ガルー・キッドは秘伝のフードゥー教の呪いを発動させた。シュールなブラックユーモア、過激なパロディ…、現代アメリカ黒人文学最大の鬼才、イシュメール・リードが放つ、黒い笑いに満ち満ちたオカルト・ポップ・ウエスタン小説。
ア・プ-クイズヒアア・プ-クイズヒア
「俺は永遠に生き続けるんだ…」強迫観念的に〈永遠の生命〉を希求する男、ハートは、幻の「マヤの書」から死と恐怖の秘密を探り出し、巧妙な情報操作によって全生命の支配と管理を企むが…。古代マヤから現代へ、時空を遥かに超える場面転換、極彩食の幻覚が織りなす万華鏡世界-。バロウズ特有の技法を駆使しながら黙示録的結末へと展開する表題作ほか、ロバート・F・ゲイルのユニークなイラストを含む「言霊の書」、カットアップをはじめとするバロウズ理論の解説書「電子革命」の2編を併録。
一刀斎は背番号6一刀斎は背番号6
ボールは観衆の敬虔な祈りに充ちた空を、はるかに左翼へ消えた。奇想天外、荒唐無稽、やがては、予定調和の織りなすめくるめく快感の物語。昭和30年、こんな小説が存在した。時代小説+野球小説。
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