出版社 : マイクロマガジン社
死んだ後、最後に一日だけ現世に戻り、会いたい人に会える時間が与えられる不思議な場所、『さよならの向う側』を訪れた四人の男女。会えるのは自分が死んだことを知らない人だけ、という困難なルールのある中、案内人に導かれ、彼らが選んだ最後の再会とは…?
多くの亜人達をまとめ上げ、着々と聖王国との戦いに準備を進めるコースケ。エレオノーラやスライム三人娘との再会も果たし、作戦を立てるのだが聖王国の切り札としている魔導士部隊、そして聖騎士団が迫ってくるとの情報が飛び込んで来て…。
ゼブルディア帝国皇帝の護衛任務を無事(?)に果たしたクライ。その報酬として世界最強を決める闘技大会「武帝祭」のチケットをもらって大喜びのクライであったが、実はそれは観戦チケットではなく参加チケットなのであった…!さらに武帝祭の裏で謎の犯罪組織「九尾の影狐」が世界規模の陰謀を巡らせる中、クライは無事生きて帰ることが出来るのだろうかー!?
ローバイル王国の王都に冒険者としての拠点を移したチセとテトは、道中に空島から落ちてきたケットシーのクロをペットに加え、さらに道で行き倒れていた落ちこぼれ魔法使いのユイシアを迎え入れ、新たな生活を始めた。ユイシアに魔法を教えながらクロを空島に帰すタイミングを待つチセだったが、ふとしたことで「不老」の秘密をかぎつけられてしまう。それはやがてユイシアも巻き込んだ事件へと発展していく…。
“瞬光”のビレナと聖女リリィー二人のSランク超級冒険者に加えドラゴンや炎帝狼といった強力なモンスターをテイムしたリント。従魔たちから還元される力によってリント自身のステータスも底上げされているのだが、まだまだそれを使いこなせない彼のためにビレナ達によるさらなる修行がスタート!その目標は神国の最高戦力であり“竜殺し”と呼ばれる滅龍騎士団団長バロンに勝利することでー!?
自らの意思で独身を貫き孤独死した男、独楽場利徳は、その生き様を気に入った異世界の神「独神」によって、彼の管理する異世界へ転生することとなった。数々のチート能力を持ったイケメン貴族、ジルク=ルーレンとして生まれ変わった彼は、冷蔵庫を始め現代日本の便利道具を異世界の技術で再現し、魔道具師としての名声を欲しいままにするのだがー?
禁呪を使用した影響で治癒の能力を失ったルシエルは、一縷の望みを託し魔法研究の最高峰である空中都市国家ネルダールへと向かう。そこで出会った魔術士ギルドの長であるオルフォードの不可思議な言動に戸惑いつつも魔法研究の日々を送るルシエルは、ついに解決の糸口が『賢者』にあると確信する。文献によれば物体Xを開発した変人が賢者に至ったというがー。
ドワーフの国での騒動から三年の月日が流れ、大きく成長したベラムスと村人達。様々な努力によって更なる発展を遂げたベレスドラル村は、もはやベラムスが居なくても、自立できるだけの力を持ち始めていた。そのため、発展に追われる忙しい生活からゆったりとした生活にしようと思い始めていたベラムスであったのだが、村に潜り込んでいたトランスタ王国のスパイが行動を開始していて…。
魔王を封印するために全ての力を使い果たし、300年後の世界へと転生した伝説の大賢者・ラルフ。だが、転生先はなんとぬいぐるみだった。拾ってくれた魔法使い志望の美少女・ティアナと共に再び最強を目指すことを決意するも、平和な領地に想定外の魔の手が迫ってきてー貴族も魔獣も冒険者も巻き込んだ大バトルが勃発!はたしてティアナとラルフは人々を守ることができるのか。そして、戦いの中で気づいた本当の強さとは。少女とぬいぐるみの種族(?)を超えた最強タッグによる異世界ファンタジー開幕!
人は亡くなった時、最後に一日だけ現世に戻って会いたい人に会える時間が与えられる。ただし、その中で会えるのは、あなたが死んだことをまだ知らない人だけ。これは、五人が織りなす、最後の再会の物語。
幽世で唯一の貸本屋を営むあやかし・東雲を養父とする夏織は、祓い屋の一族という負の連鎖から解放された水明の存在を意識しつつも、今日も本を読みたいあやかしのために幽世と現し世を奔走する。ある日、東雲が何かを隠すような素振りで夏織のもとを失踪!?日頃、ぐうたらな養父にあるまじき行動に夏織は困惑するが、どうやら行き先は「物語屋」という怪しげな職業を生業とする東雲の古い友人・玉樹が絡んでいるようでー。現し世と幽世の狭間を生きる人間とあやかし達の、あったかい幻想郷の物語の最新刊。
江戸の面影が残る路地の街“神楽坂”。母との苦い思い出から花の苦手な大学生・木下待雪は、花屋を営む美人店長の一之瀬薊から自分の名前を「誕生花から名付けられたんだね」と優しく語られたことがきっかけで、花屋のアルバイトをすることに。並大抵ではない植物の知識を持つ薊のもとで待雪は、花にまつわる不思議な事件と自分の抱える秘密に向き合うことになるがー。花卉業界への入念な取材と確かな筆致で書き綴る、心揺さぶる感動ミステリー!
夢に挫折し、今を無気力に生きる美大生の燕は、かつて一世を風靡した天才女流画家の律子に拾われ、生活の面倒を見てもらうことに…。引き換えとなる条件は、美味しいご飯を作ること。自分の過去や絵で挫けた事実を隠したい燕は、言われるがままに美味しい食事を作り、律子と一緒に暮らし始める。でも、そんな彼女にも隠している過去と秘密があるようでー。絵画と料理を軸に青年と淑女の心の交流を描く、二人の秘密と食事の物語。
現世とは別にある、あやかしが跋扈するもうひとつの世界“幽世”。幼い頃に迷い込んだ幽世で、貸本屋を営む変わり者のあやかし・東雲に拾われ、人の身でありながら、あやかし達と暮らす夏織は、ある日、行き倒れていた少年・水明と出会う。現世で祓い屋を生業としているという彼の目的は「あやかし捜し」。あやかしに仇なす存在とはいえ、困っている人を放っておけない夏織は、ある事情で力を失っている彼に手を貸すのだがー。笑いと涙と人情の、どこか優しい幽世の物語。
ドワーフ族領での選定侯会戦を終え、緋の迷宮都市(クリムゾン・ラビリンス)へとやってきた金之介とイレヴ。そこは神様が造った、カーディの蠢く地下ダンジョン。金之介はイレヴとともに、ここでカードを蒐集し、生計を立てるつもりだ。街で偶然再会したエンテ家の次女アイリーンも何故か巻き込まれ、即席の素人迷宮攻略パーティが誕生。傍若無人な金之介を筆頭に、三人が迷宮都市(ラビリンス)を驀進する!