出版社 : リブレ
狼族で兵士の伽羅は、竜人の指揮官・竜胆に見初められる形で「花」という役職に就くことに。「花」とは竜人が七度以上交わることにより、地上に長期滞在できるようになるための「番」相手であった。そんな役目に最初は驚きとまどっていた伽羅だが、優秀な指揮官である竜胆の優しさや強さに触れ、惹かれていく。交わるたびに胸に咲く花びらのような痣が増えるなか、竜胆の宿敵で伽羅にとっても縁のある天人の月白と再会し…。
龍聖がまだ降臨せず、竜王フェイワンが若体化した時代。フェイワンは決してあきらめず、まだ見ぬ龍聖に焦がれていた。だが竜王の力が弱まるにつれ、竜族は少しずつ荒ぶる感情を制御できなくなる。それは心からシュレイを愛するタンレンも例外でなく…!「空に響くは竜の歌声」の“前夜”を描く物語!フェイワン&龍聖の子供時代も収録。
政略結婚で白秋家の当主である白虎の獣人・高彪に嫁いで半年。予知能力を持つ琥珀は高彪とラブラブで幸せな日々を送っていた。ある日2人の前に不思議な男の子が現れる。その子は人間姿の高彪にそっくりで、高彪を「ちちうえ」と呼んでいた…!隠し子疑惑を否定する高彪を信じると決めた琥珀。そんな中、琥珀のお腹に新たな命が宿っていることが分かる。妊娠を喜びたい琥珀だったが、同時に自分が呪詛を受けて死ぬことを予知してしまい…!溺愛保証付きの白虎シリーズ第2弾。
運命の相手として結ばれた賢者とルドゥラ。賢者はルドゥラの氏族に認めてもらうため岩山へと赴き、アルダとしての試練を受ける。だがその最中、崖から深い森へ落下し行方不明に…。一方、明晰と秩序は賢者の命により、旅に出ていた。もともと水と油のふたり、さらに旅路には困難が待ち受け…。翼竜翔る世界、至高の愛が輝く!
魔を祓う力を持つ討魔師の慶次と恋人の有生は、ようやく同棲することに。久しぶりに一緒に仕事も行い、喜ぶ有生。四六時中一緒にいるせいか、いちゃいちゃラブラブすることも多いが、ケンカも絶えなくて…!!その上、有生が同居ルールに「他の人としゃべっちゃ駄目!」と言い出す始末。そんな嫉妬深い有生が、最近なぜか眠ってばかりいる。さらに高熱を出し始め、心配した慶次は必死で看病するが…。しかも謎めいた教団や、有生の力を欲しがる敵の一族・井伊家に、慶次が狙われて!?
精霊師は、必ず二人で一人。一つの精霊を二人で分かち合う。感情も五感も共有し心を繋ぎ合わせる。その唯一無二の存在を彼らは半神と呼ぶ。オルガの命と国の未来、どちらも守るため、オルガとの別れを選んだキリアス。オルガは絶対に再び彼の半神になる決意をし、精霊師の頂点、神獣師の修行に励んでいた。そこへ光蟲の神獣師イーゼスが半神である依代のハユルを預けに来る。体の弱いハユルを壊れ物のように大切にするイーゼス。精霊師にとって半神はたった一人の存在。でも、イーゼスにとってハユルはふたりめの半神だといい…!?
「俺がおまえを愛したせいだな」最凶の千住組組長・柾鷹の最愛の姐さん(!?)である遙は、店で死体を見つけてしまう。発見者が自分だと警察にバレると柾鷹にも迷惑がかかると思い、しばらく姿を隠すことに…。そのため柾鷹にも会えなくなってしまう。その頃、柾鷹も大きな手打ち式を任されていたが、その事件とも絡んできて…?離れ離れのわずかな逢瀬は、声だけで互いへの愛を伝える戯れー。警察、極道、他からも狙われる遙を柾鷹は守り抜けるのか!?
十二代目竜王ラオワンには幼いころから、持て余すほどに強い歴代最高の魔力があった。成人したラオワンは次代の王となるべく眠りにつくが、ラオワンの龍聖が降臨しても眠りから目覚めず…!?「ラオワン…お願い…起きて…私を抱きしめて…」龍聖とラオワン、シーフォンたち竜族の運命は!?大人気シリーズ!
精霊師は、必ず二人で一人。一つの精霊を二人で分かち合う。感情も五感も共有し、心を繋ぎ合わせる。その唯一無二の存在を、彼らは半神と呼ぶ。精霊師になるため修行の山に入ったオルガは、王位継承権を剥奪された王子キリアスと出会う。オルガに精霊の中でも特別な神獣・青雷が宿っているのを見抜いたキリアスは、強引に青雷と契約し、オルガの「半神」になってしまう。キリアスに反発するオルガ。自分の運命に巻き込んだ責任を取り、命をかけてオルガを守り抜くと誓うキリアス。二人は精霊師の頂点、国を守る神獣師の修行を始めるが…!?
異世界で繰り広げる、3人のハッピー溺愛ライフ 異世界に召喚されたチカは、熊族のゲイルと、獅子族のダグラスという二人の伴侶に愛し愛され、可愛い子ども達にも恵まれて幸せな日々を送っていた。 しかしある日、ウルフェアの大森林を訪れていたチカ達を、突然の大地震が襲う。 救助活動中に負傷してしまうゲイル。 命はとりとめたものの、最愛の伴侶であるチカとの記憶だけを失ってしまって…!? さらにチカと出会う前のダグラスに、隠し子疑惑…!?!? 三人の揺るがぬ愛を描いたゲイル編とダグラス編の、二編収録
「お前を守りたい。だが、お前を愛しく思うたび、俺の中の竜がお前を求めて発情する」両親を殺され、敵に追われるセンチネルの王子ノイシュは、東の武人・雨月に助けられる。過敏な五感の刺激に苦しむノイシュに雨月が口付けると、柔らかな癒しに包まれた。雨月は唯一ノイシュの感覚の暴走を和らげ、守れる運命のガイド「薔薇の番」だったのだ。だが雨月は愛するほど黒い竜になる呪いにかかっていて…!「声も匂いも感触も、雨月さんは気持ちいい」溺愛センチネルバース!
花の精霊は土地神に嫁いで、その土地で花を咲かせてもらうのが幸せであり役目。珍しい男体で嫁き遅れてしまった桃の花の精霊モモは、花も咲かない北の果ての土地神に嫁入りする。冷酷で根暗と噂される夫の神キタは、実際には陽気で笑顔がまぶしくて、寒い国の神のくせにサーファーで、モモの丸ごとぜんぶ大好きで可愛いと言ってくれて…!この幸せがずっと続いてほしい。でもモモの体に異変が…?
「俺の相手はお前だけだー」幾多の事件を乗り越え、固い絆と愛情で結ばれた実業家の遙と佳人。天涯孤独でまだ中学生の冬彦を家族に迎え入れて半年。冬彦を気にかけながらも、甘い時間も大切に過ごす2人。だがある日、自宅周辺で嫌がらせのような事象が起きていることに気づいた佳人は、2人に心配かけまいとひとり、弁護士で友人の貴史に相談する。一方、学校での問題をひとりで乗り越えようとする冬彦。そんな時、冬彦が怪我してしまい!?守るべき存在によりさらに深まる愛と絆。
突然姿を消したディリヤを追いかけるユドハ。やっと捕まえたディリヤはユドハやアシュたち家族の記憶を失い、16歳の心に戻っていた…!恋も愛も知らない孤独なけもののようなディリヤに、ユドハは宣言する。-俺はお前から一生涯離れない。アシュのかわいいお話「しっぽのれんしぅ」も収録!
小さな薬屋の店主で、天涯孤独の千春は秘密の治癒能力を持っている。ある日千春は怪我をした銀狼を助けて心を通わせた。銀狼が森に帰って、またひとりぼっちになる千春。そこへ華族の使いが訪れ、千春が華族の血をひいていると告げ、脅して、腹違いの妹の代わりに霊獣の一族・狼谷の当主の許嫁として差し出す…!霊獣の一族は男を嫁にして子をなすこともできる。だが危険な諜報に従事する当主の恭一郎は、けっして無理強いせず、怯える千春の心を救い、最初から千春を溺愛して…!?
悩める熊と気高き翼ー「君を私の翼の中にずっと閉じ込めたい」外科医のアーデは、辺境で戦う魔獣討伐部隊の長、鷹族のゼルファと出会って、騎士団の医師として働く夢を持つ。ゼルファは真摯に愛を告げてくれるが、熊族なのに愛される側のアニムスであることに悩むアーデは答えを出せない。そこへ魔獣の襲撃が…!『鋼のベルク』は愛を知るー無口、無表情、恐ろしいほど生真面目な騎士。恋愛というものがよく分からない『鋼のベルク』が、お弁当屋の素朴なヒト族ヨファに、雷に打たれたように一目惚れして…!出会いから結婚式まですべて見せます。
金狼族の国王代理ユドハと元孤独な暗殺者のディリヤ、最強溺愛夫夫と彼らの子供たちのキラキラなお話。ふたつの長編に加え、家族のきらめく毎日を描くエピソードの数々、さらに佐々木久美子先生によるスペシャル漫画も収録。