出版社 : 勁文社
自由奔放な美人家庭教師の豊潤な肢体と淫靡な愛撫に俊夫の躯は震え、いつしか彼を狂おしくも美しい兄嫁・亜矢子への凌辱の衝動へと駆りたてる。義弟に火照った柔襞を犯され貞淑と悦楽の狭間で悶え苦しむ兄嫁。禁断の行為は、いつはてるともなく続けられるー。
主人ったら、あたしのレオタード姿に興奮しちゃって、エアロビクスの練習中に、あたしを犯したいって言いだすんです。それも、みんなが見ている中で。あたし、とっても恥ずかしかったんだけれど。他の奥さんたちの、羨ましそうな視線を浴びて犯されているうちに、ジュンジュンに濡れちゃって…。傑作官能小説!
昭和45年、阿蘇五岳の南、静かな山間の町の雑貨商に2人組の強盗が侵入、男女5人を殺傷し、手提金庫を奪って逃走した事件は、結局、容疑者さえ挙げられないまま迷宮入りとなっていた。それから7年後のこと、熊本県警は思いがけない筋から事件の情報を入手、日を経ずして、捜査再開の特命が矢吹警部補ら7名の捜査員に下った。立ちはだかるアリバイの壁をぶち抜き、難事件の再捜査に取り組んだ刑事たちの苦闘を描く書下ろし警察小説。
〈柏木大介調査センター〉の最初の依頼人は、姉を捜してほしい、という17歳の美少女だった。柏木大介が35歳で会社を懲戒免職になり、やむなく始めた“探偵業”は、ボディーガードを兼ねた、美少女との奇妙な“同棲生活”も加わり、うまいスタートを切ったかに見えた。しかし、その直後からクロロホルムや鉄パイプという、なんとも古典的な方法で次々と襲われ、遂には彼の目前に柩までが並ぶ、散々な仕事始めとなった-。人妻失踪に絡んで何故か異常なまでに牙をむいた巨大組織と、美少女・新米探偵コンビの孤独で果てしのない戦いを、クールな筆致でたたみこむ、新都会派ハードボイルド。シリーズ第1弾。
清純派女優ナンバー・ワン、NY映画祭主演女優賞受賞、映画監督雨宮との秘めたる関係。あの夜さえ、やって来なければ、女優仁科由布子は、幸せの絶頂に、いたはずだった。雨宮が去った後、突然現れた男は、余韻冷めやらぬ由布子を、その淫らな肉の棒で弄び、嬲欲の限りを尽くし、由布子は、凌辱の愛奴と化す。
熟しきった躰の疼きに、眩暈を覚える離婚妻たち。貞淑な母としての昼間の貌を、夜の帳とともに、かなぐり捨て、行きずりの男との、爛れた交わりに、別れた夫からは得られなかった、官能の悦楽を貪りつくす。もっと、もっとーと。囁きかける女の業に身を委ねながら…。
深夜、寝室を抜け出してホストクラブへ通う人妻・律子。平凡な幸せの裏側で、満たされることのない成熟した肉体が妖しく疼く女の性。同窓会の帰りにふと知った夜遊びの楽しみは、禁断の実に仕掛けられた甘美な罠だったのか!愛に飢えた女たちの情念をスキャンダラスにも華麗に描く官能傑作。