出版社 : 同時代社
全国紙司法専門記者として長年活動した著者によるセミノンフィクション 裁判官、検察官、弁護士、警察官取材のリアル 序 章 第一章 追っかけ 第二章 逆転 第三章 違憲判決 第四章 拷問 第五章 幻の事件 第六章 修羅場 第七章 情実入試 第八章 体験取材 第九章 自粛の街 第一〇章 迷宮 第一一章 ドイツ 第一二章 調書裁判 第一三章 論説委員 第一四章 社説 最終章
「蔓延する疫病から一人でも多くの命を救いたい」「花火の一瞬の光で一人でも多くの人を励ましたい」凶作・飢饉の続く江戸中期、雪国越後小千谷。人々を救うために医者、花火師として懸命に尽くし、生きた二人の女性の成長と友情の物語。
菱山南帆子氏(市民運動家)推薦!【写真】 〈DV加害者に男が圧倒的に多いのは女性差別が背景にあるからだ。 選んだあなたが悪いんじゃないの。女性を取り巻く構造が悪いの。 女がつながれば、女の選択肢は増え、未来は変わる。〉 第18回 民主文学新人賞受賞作収録 「現代社会に於ける夫婦間のDVを題材に、夫の暴力から逃れ、愛息との離別の悲哀にも耐えながら、人間として、女性として自立しようとする主人公の姿が、緊迫感溢れる筆で描出されている」(能島龍三氏〈作家〉「第18回 民主文学新人賞選評」) 民主文学新人賞受賞作「誰もこの涙に気づかない」と続編「忘れものは重かった」を収録した連作短編小説集。
生涯を民族解放と祖国統一のために捧げた活動家の壮絶な闘いの記録。 日本植民地下時代、その後の米ソ対立によって南北に引き裂かれた朝鮮半島において、民族の矛盾に真正面から立ち向かいながら、自身が選択した信念にしたがい、韓国独裁政権での二〇年にも及ぶ獄中生活にも非転向を貫いた。 第一章 植民地の子 第二章 愛国者として起つ 第三章 職業革命家の道 第四章 激動の歳月 第五章 信念を貫く 第六章 新たな世の光と済州で会った賢者たち
「火山島」は1948年から49年にかけての南朝鮮を舞台に、済州島四・三事件と親日派処断問題を二大支柱として構成され、金石範のライフワークとして結実した一大長編小説である。本書は、これを主として政治・社会的視点から論ずる意欲的試みである。