出版社 : 同時代社
小千谷の風小千谷の風
「蔓延する疫病から一人でも多くの命を救いたい」「花火の一瞬の光で一人でも多くの人を励ましたい」凶作・飢饉の続く江戸中期、雪国越後小千谷。人々を救うために医者、花火師として懸命に尽くし、生きた二人の女性の成長と友情の物語。
金石範と「火山島」金石範と「火山島」
「火山島」は1948年から49年にかけての南朝鮮を舞台に、済州島四・三事件と親日派処断問題を二大支柱として構成され、金石範のライフワークとして結実した一大長編小説である。本書は、これを主として政治・社会的視点から論ずる意欲的試みである。
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