出版社 : 大学教育出版
9条の掛け軸9条の掛け軸
著者が論証した「憲法九条は幣原喜重郎が発案したものである」という事実に基づき、戦争末期〜日本国憲法公布までの激動の二年半について幣原、マッカーサー、昭和天皇を中心とした関係人物の奮闘を中心に描いたノンフィクション小説。 ◆主な目次 一 吉田茂と幣原喜重郎 二 敗 戦 三 降伏文書 四 東久邇宮内閣総辞職 五 幣原に大命下る 六 組 閣 七 内大臣府と憲法改正問題 八 「憲法問題調査委員会」 九 天皇の「人間宣言」 十 公職追放と内閣改造 十一 幣原の病床での熟慮と戦争放棄条項 十二 秘密の外交交渉 十三 「調査委員会試案」のスクープと「マッカーサーの三原則」 十四 GHQ憲法草案の成立 十五 幣原内閣の議論と陛下のお言葉 十六 日米徹夜の検討と「憲法改正草案要綱」の発表 十七 幣原内閣総辞職と「9条の掛け軸」、日本国憲法の誕生
C.S.ルイス『ナルニア国年代記物語』における回心の諸相C.S.ルイス『ナルニア国年代記物語』における回心の諸相
C.S.ルイスのロングセラー作品『ナルニア国年代記物語』を「回心」の視点で懇切丁寧に解説。登場人物それぞれに異なる「回心」のかたちを分類整理して、読者にも「回心」を促す物語の核心に迫る。ナルニアファン必読の研究書。 第1 章 回心とは何か 第2 章 アスランとの出会いの諸相(1) 第3 章 アスランとの出会いの諸相(2) 第4 章 自己との出会いの諸相(1)─ 卑小なる自己との出会い─ 第5 章 自己との出会いの諸相(2)─ 偉大なる自己との出会い─ 第6 章 登場人物のもつ今日的意義
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