出版社 : 実業之日本社
ビッグサイズに魅入られた義母は…。義母をはじめ、レズの中学生、ピチピチの女子高生、男嫌いの大学生と、次々と征服、“女の喜び”を味わせて行く、スケコマシ少年…。逸物を授かった少年の奔放な性。
坂本龍馬が生きていた!!慶応三年の近江屋襲撃を間一髪逃れた坂本龍馬は、これも難を逃れて生き残った大久保利通が牛耳る明治政府から距離を置き野に下りながらも、日本の行く末を見据えていた。明治八年、朝鮮半島を舞台に、韓国の宗主国・清と、開国を迫る日本との関係が急速に悪化、日清戦争は避けられない状況に。そうしたなか、日本政府のあまりの横暴ぶりに龍馬は一計を案じ、盟友高杉晋作を朝鮮半島に送り込むが…明治維新を、坂本龍馬、高杉晋作等の英雄が生きていたら日本の歴史はどう変わったか、を描く壮大な歴史シミュレーション小説第一弾。
武蔵野の清涼学園で映画論の講義を受け持つ吉武源一郎は、表向き爽やかな四十男のイメージだが、実は淫蕩な好色講師。彼の魅力にひかれたイケイケの女子学生は数多だが、その中の一人が、ベツドの中で同僚の美人講師遠山冴子が、吉武に興味を持っていると教える。吉武は早速、行動開始。知的美人を恥語責めでイカせ、ホテルに直行するや、抜群の性テクニックで彼女を快楽の絶頂に導かせる。
ランジェリーメーカーのドジ社員、近藤静也-実は暴力団「新鮮組」三代目総長でもあった。筋金入りの極道の家に生まれながら、なぜか争いを好まない“静かなるドン”。週刊漫画サンデーの大ヒットコミックのノベライズ。
朝館吾郎、通称オッタチは大スター神宮寺園子のマネージャー。カッコいいのに超あがり症の彼、今日はワイドショーで東都テレビへ。が、本番直前、スタジオでADが殺された。彼の突撃スクープへの恨みかと思われたが、翌日、他局のディレクターも殺され、テレビ局は大混乱し…。
福祉事務所の万年係長・重松は、アル中のために周囲から疎んじられていた。そんな彼がかつて担当したケース-やはりアル中で家族と生き別れた男-が二十数年ぶりに、重松の前に現われて…。表題作ほか全八篇収録の連作集。
岸本勇二は、元銀行員。上司を殴って退職し、タクシードライバーをしている。学生時代、アメリカン・フットボールの選手だった彼は、いまも社会人のクラブチームに所属し、休日には仲間たちとフットボールを楽しんでいた。ある晩、勇二のタクシーに刑事が乗ってきた。スリの常習犯を追っているというその刑事に頼まれた勇二は、囮となって犯人逮捕に協力することになったのだが…。惜しまれて急逝した著者、最後の長編スポーツ小説。
新直木賞作家の最新小説集。街で偶然出会った男との逢びきに胸をときめかせる人妻…「うつせみの夢」。一年ぶりに思い出の土地にやってきたセールスマンの哀しみ…「入り日」。映画を観ているうちにスクリーンに突入していった男の不思議な体験…「ワイルド・シング」。仕事場のビルの窓から作家が目撃した出来事とは…「窓」など、名作映画を素材にした八編の作品集。
ロシアのスペース・シャトル“ブラン”を破壊するため、NASAの全面的支援のもと天翔は三度、宇宙へと飛び立った。しかし、ブランは天翔の放ったミサイルを難なく躱して帰投してしまう。失意のまま硫黄島に帰還した篠原原達を待っていたのは、周囲の批難と罵声だった。再度の決戦をめざし訓練に励む天翔隊だが、そんな中、日本上空に反射衛星を投入するため再びブランが打ち上げられるとの情報が届く。いよいよ天翔対ブランの一騎打ちの時が迫る。