小説むすび | 出版社 : 実業之日本社

出版社 : 実業之日本社

罪と祈り罪と祈り

隅田川で発生した元警察官殺し。 その息子たちが突き止める、父親たちの秘密ーー 著者2年ぶりの最新長編! 「令和元年」必読の衝撃作!! 元警察官の辰司が、隅田川で死んだ。 当初は事故と思われたが、側頭部に殴られた痕がみつかった。 真面目で正義感溢れる辰司が、なぜ殺されたのか<? br> 息子の亮輔と幼馴染みで刑事の賢剛は、死の謎を追い、 賢剛の父・智士の自殺とのつながりを疑うが……。 隅田川で死んだふたり。 そして、時代を揺るがした未解決誘拐事件の真相とは<? br> 辰司と智士、亮輔と賢剛、ふたりの男たちの「絆」と「葛藤」を描く、儚くも哀しい、 衝撃の長編ミステリー。 貫井徳郎、新境地! 貫井徳郎、ミステリ作家生活の集大成とも言える大傑作! 今までの数々の作品群すべてが、本書を書くためのステップに 過ぎなかったのではないか、とすら思う。 三島政幸啓文社ゆめタウン呉店店長 第一部 亮輔と賢剛 第二部 辰司と智士 第三部 亮輔と賢剛 第四部 辰司と智士 第五部 亮輔と賢剛 第六部 辰司と智士 第七部 亮輔と賢剛

密告はうたう 警視庁監察ファイル密告はうたう 警視庁監察ファイル

次世代警察ミステリーの大本命! 警察内の「悪」を暴く人事一課監察の熱き闘い 池上冬樹氏(文芸評論家)、激推し!! 裏切り者がこの中にいるーー 緊迫の人間ドラマ! 「いやあ面白い。…三つの事件が出たり入ったりして葛藤劇を形作っていく。 緊迫の度合いを高め、いったいどうなるのかと先の展開を期待させて、 一気に結末へと読者を引っぱっていく。 しかも人物と読者の感情をかきたてながら」 ーー池上冬樹氏(文芸評論家) かつての仲間も容赦しない。 それが俺の仕事だーー 警察職員の不正を取り締まる部署、警視庁人事一課監察係に所属する佐良は、 捜査一課所属時の元同僚で、現在は運転免許場に勤務する皆口菜子の監察を命じられた。 彼女が免許証データを売っているとの、内部からの密告があったのだ。 佐良は、上司とともに皆口の尾行を始めるが、やがて未解決事件との接点が…… 実力派の俊英が放つ警察ミステリー! 【目次】 一章 行確 二章 再会 三章 十二月のコオロギ 四章 肉迫 五章 雪消 解説 池上冬樹

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