小説むすび | 出版社 : 幻冬舎

出版社 : 幻冬舎

終わりの歌が聴こえる終わりの歌が聴こえる

出版社

幻冬舎

発売日

2021年2月10日 発売

彼らに残っていたのは、もはや後悔だけだった。 19年前に世間を騒がせた、 ある天才ギタリストの「伝説の死」。 その美しい旋律に搔き消された慟哭の真相とはーー?          コカイン所持で逮捕された男の暴露によって、 19 年前の事故を、殺人事件として再捜査することになった。 当時人気絶頂のさなか、ホテルの部屋で 死体となって発見されたギタリスト・鈴村竜之介。 時を経て、その被疑者に浮上したのは、 鈴村と同じバンドの元メンバーで、 今はソロとしてブレイクしている木宮保だった。 事故死か、殺人か、それともーー?           当時の関係者を回り、執念の捜査を進める二人の刑事たち。 音、絆、女、薬……あの日、あの部屋で、何があったのか。 やがて狂騒の真実が白日の下にさらされる!          濃密な人間ドラマと哀切を極める結末。 ミステリー小説の白眉! 小説を書いて12年、 描きたかった物語がやっと完成しました。 これなら読者は楽しんでくれる、 そう確信した私の自信作です。--本城雅人

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