出版社 : 弦書房
鳥々戯話鳥々戯話
現実の出来事もフィクションのそれも、所詮人間がやらかすこと、人間の頭の中で練り合わされた言葉の構造物って誰か言ってた…。人はとにかく言葉で動き動かされる…。たとえ生きてくのが大変でも、とかく「個人的事情」に縛られがちな毎日であっても、頭の片隅に暗澹とした世界を拒む意識だけは置いておきたい。(「かっこう、毛だらけ」から)。語り合うことは言葉を、言葉の檻から解放すること。その鍵を捜すための風刺戯話4種。
明恵 上巻明恵 上巻
日本思想史上の巨星・明恵。鎌倉初期、戦乱と疫病、旱魃と飢餓、動乱相継ぐ時代を、衆生救済を叫び、明恵と共に命を賭して生きた若者たちの壮大なる物語。知られざるその全生涯を明らかにする初の長編歴史小説。
明恵 下巻明恵 下巻
意識が変われば世界は変わる。何者でもなく生きることの尊さ、『阿留辺幾夜宇和』。人が人としてあるべき形とは。その答えを求めて、人は人生の最後に高山寺・明恵に辿り着く。明恵が遺した生きる叡智、意識覚醒の方法はあるのか。
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