出版社 : 樹村房
エル・グレコの首飾りエル・グレコの首飾り
支倉常長がスペインから持ち帰ったと伝えられるエル・グレコの宝石。その行方をめぐって繰り返し起こる巧妙な殺人事件。主人公・摩耶はライブラリアンの知恵とセンスを武器に,次々と謎を明らかにしていくーー。 わが国で初めての公共図書館,青柳文庫の創始者・青柳文蔵は目白不動境内に眠っている。そこから場面は目白,仙台,福岡,宗像,名古屋と飛び,物語は図書館・博物館・公民館を鍵にして進行する。
図書館つれづれ草図書館つれづれ草
常に現場主義で,図書館の発展,司書の育成に尽力してきた著者の経験がつまったストーリー集。後進への愛情あふれる一冊。 1 図書館は、利用者の秘密を守る 2 委託司書を導入する 3 貸出無制限が生まれるまで 4 資料の汚損・破損の弁償は? 5 『ピノキオの冒険』 6 移動図書館車の車検 7 「対面朗読」と「読書の秘密」 8 この本はどうする? 9 未成年者の利用カード 10 煩雑極まる図書館業務 11 中原、大学の助教授になる 12 図書館業務の法的根拠 13 関係業者との契約問題 14 「指定管理者制度」と公立図書館の関係を考える
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