出版社 : 第三文明社
1980年代に発表された青少年向けの小説が、 装いも新たにして待望の発刊! 中学生向けの2編「ヒロシマへの旅」「フィールドにそよぐ風」を1冊にして刊行。 ☆「ヒロシマへの旅」 夏休み、東京から広島に住む伯母に会いに旅に出る中学2年生の一城。広島の街に残る原爆の記憶に触れるうち、一城の胸には、「命の尊さとは、平和とは何か」という思いが渦巻いていく。 ☆「フィールドにそよぐ風」 サッカー強豪校から転校してきた早乙女剣司は、怒りと焦りから相手選手の風間竜太に大けがをさせてしまう。監督の島野先生は、剣司に人間として大切な「フェアプレー」の精神を伝える。 一、ヒロシマへの旅 一、フィールドにそよぐ風 一、後記
1980年代に発表された青少年向けの小説が、 装いも新たにして待望の発刊! 高校生向けに書かれた2編「アレクサンドロスの決断」「革命の若き空」を1冊にして刊行。 ☆「アレクサンドロスの決断」 病に倒れた王・アレクサンドロスを救おうと、親友の侍医・フィリッポスは持てる力をつくして薬を調合する。しかし、王の手には親友の裏切りを伝える密書がーー友情、正義をテーマにつづる歴史小説。 ☆「革命の若き空」 18世紀、革命に揺れるフランスが舞台。革命政府から追われる詩人アンドレ・シェニエと、画家を志す少年ルネの交流を軸に、自らの信念のまま、真の革命の道を生き抜く若者を描く。 一、アレクサンドロスの決断 解説ーーアレクサンドロス大王の生涯と足跡 一、革命の若き空 解説ーーアンドレ・シェニエと時代背景 一、後記
徐州ついに落城。玄徳は袁紹のもとへ。関羽はやむなく曹操に降ったが、玄徳への忠節をまっとうし、千里を独行する。──元禄2年(1689)の序がある湖南文山訳の『通俗三国志』に150年後、二世葛飾戴斗が挿画を付し、天保12年(1841)に『絵本通俗三国志』は完結した。本書はこれを底本とし、原文の味わいをそこなわない範囲で新たな校訂を加えた。
敗走の身を荊州に寄せた玄徳は、三顧の礼によって諸葛孔明を軍師に迎えた。兵力で勝る曹操軍を、孔明は智謀で迎え撃つ。──元禄2年(1689)の序がある湖南文山訳の『通俗三国志』に150年後、二世葛飾戴斗が挿画を付し、天保12年(1841)に『絵本通俗三国志』は完結した。本書はこれを底本とし、原文の味わいをそこなわない範囲で新たな校訂を加えた。
大軍を率いて南下した曹操を、玄徳と孫権の連合軍は赤壁に迎え撃つ。孔明、周瑜、曹操の智謀が火花を散らす決戦譜。──元禄2年(1689)の序がある湖南文山訳の『通俗三国志』に150年後、二世葛飾戴斗が挿画を付し、天保12年(1841)に『絵本通俗三国志』は完結した。本書はこれを底本とし、原文の味わいをそこなわない範囲で新たな校訂を加えた。
荊州をめぐる玄徳と孫権の争いは続き、孔明はついに周瑜を気死せしめた。玄徳は蜀へ兵を進め、天下三分の時は近づく。──元禄2年(1689)の序がある湖南文山訳の『通俗三国志』に150年後、二世葛飾戴斗が挿画を付し、天保12年(1841)に『絵本通俗三国志』は完結した。本書はこれを底本とし、原文の味わいをそこなわない範囲で新たな校訂を加えた。
宿願の成都入城を果たした玄徳は、曹操が奪った漢中に兵を進め、張飛、黄忠、趙雲らの活躍によって、勝利を掌中にする。──元禄2年(1689)の序がある湖南文山訳の『通俗三国志』に150年後、二世葛飾戴斗が挿画を付し、天保12年(1841)に『絵本通俗三国志』は完結した。本書はこれを底本とし、原文の味わいをそこなわない範囲で新たな校訂を加えた。
関羽は討たれ、張飛もあえない最期をとげた。蜀の皇帝となった玄徳は、群臣の諫めをも聞かず、孫権征討の兵を進める。──元禄2年(1689)の序がある湖南文山訳の『通俗三国志』に150年後、二世葛飾戴斗が挿画を付し、天保12年(1841)に『絵本通俗三国志』は完結した。本書はこれを底本とし、原文の味わいをそこなわない範囲で新たな校訂を加えた。
玄徳は白帝城に没した。後事を託された孔明は、七縦七擒により孟獲を心服せしめ、出師の表を奉って魏との戦いに臨む。──元禄2年(1689)の序がある湖南文山訳の『通俗三国志』に150年後、二世葛飾戴斗が挿画を付し、天保12年(1841)に『絵本通俗三国志』は完結した。本書はこれを底本とし、原文の味わいをそこなわない範囲で新たな校訂を加えた。
街亭の戦いに敗れた孔明は、泣いて馬謖を斬り、再び出師の表を奉って祁山に進出した。迎え撃つ司馬懿仲達と、数次にわたる智謀戦が続く。──元禄2年(1689)の序がある湖南文山訳の『通俗三国志』に150年後、二世葛飾戴斗が挿画を付し、天保12年(1841)に『絵本通俗三国志』は完結した。本書はこれを底本とし、原文の味わいをそこなわない範囲で新たな校訂を加えた。
秋風五丈原。孔明は陣中に没した。仲達も孫権も亡きあと、魏では司馬氏が実権を握る。時代が変わる中で、姜維の奮戦は続く。──元禄2年(1689)の序がある湖南文山訳の『通俗三国志』に150年後、二世葛飾戴斗が挿画を付し、天保12年(1841)に『絵本通俗三国志』は完結した。本書はこれを底本とし、原文の味わいをそこなわない範囲で新たな校訂を加えた。
姜維の奮戦も空しく、劉禅は晋に降服して蜀は滅亡した。呉もまた晋の軍門に降る。三国の戦いは終結した。〔全巻完結〕──元禄2年(1689)の序がある湖南文山訳の『通俗三国志』に150年後、二世葛飾戴斗が挿画を付し、天保12年(1841)に『絵本通俗三国志』は完結した。本書はこれを底本とし、原文の味わいをそこなわない範囲で新たな校訂を加えた。
桃園で誓いを立てた劉備・関羽・張飛が、黄巾の賊を破り、漢室復興への第一歩を印す、壮大な大河ドラマの開幕。──元禄2年(1689)の序がある湖南文山訳の『通俗三国志』に150年後、二世葛飾戴斗が挿画を付し、天保12年(1841)に『絵本通俗三国志』は完結した。本書はこれを底本とし、原文の味わいをそこなわない範囲で新たな校訂を加えた。
曹操は呂布を破り、帝を迎えて権力を掌中にする。曹操の横暴に対して、玄徳は秘計をめぐらし、静かに時をうかがう。──元禄2年(1689)の序がある湖南文山訳の『通俗三国志』に150年後、二世葛飾戴斗が挿画を付し、天保12年(1841)に『絵本通俗三国志』は完結した。本書はこれを底本とし、原文の味わいをそこなわない範囲で新たな校訂を加えた。