出版社 : 西田書店
水車小屋のウィル 新装版水車小屋のウィル 新装版
ウィルの「素朴な人生哲学」は、ひとりの人間が生き、そして死ぬことの意味を、深く考えさせてくれる。若い日に出会った英国十九世紀に英語で書かれた短編小説の香気を味わい直すために、自分の手で日本語に移そうと試みた有吉氏の姿勢に感銘を受ける。(中略)翻訳がそのまま鎮魂歌となった美しい事例として、読者の胸に残り続けるだろう。--堀江敏幸(小説家・仏文学者)解説より 平原と星 牧師の娘マージョリー 死
湯澤毅然コレクション(第1巻)湯澤毅然コレクション(第1巻)
名もなき人たちの痛苦にみちた声を、自在の筆致、複眼の眼差しで描くショートストリー29篇。余命宣告から2年余。膨大な原稿を遺し著者は55歳で逝った。本書はその第1巻である。
異能の者異能の者
信長死せり!報せは異常の迅さで秀吉の許へ届く。如何にして…?歴史の影に添って生きた忍びの者たち。とりわけ伊賀の、とりわけ二人の異能の者だけが駆使できた思念伝達(テレパシー)。驚くべきクライマックスは果して影の怨念を果したのか?柳俊太郎会心の遺作。
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