出版社 : 集英社
「貴女がスターになれるチャンスをプレゼントします」という手紙とともに送られてきたのは新幹線の切符と映画『新撰組』の台本。沖田総司役はあこがれのスター・小野寺涼。この機会を見逃す星子チャンじゃありません。キャッホーとばかりに、いざ京都!!しかしそこには凶悪犯罪が待っていて…。オールスターキャストに久々登場のゲンジロウ、新キャラを加えて、全山浦ファンに贈る超新作。
「久我さん、あたしを卒業プロムに誘って」と胸キュンしてる花梨。必死決死で大告白をしたものの、答えはノー!かわりに湘高サッカー部のマネージャーに誘われて、あたしは一躍、ハードで熱い少年たちのマスコットガールに。彼らがめざすのはブロック大会。でも、新設サッカー部なので、人数不足はどうしても否めず…。そこに現れたのがブルーブラックの髪が印象的な武蔵クンだった。
「待子ちゃん、模試を受けに行ってるっていうのに…」突然、ママが怖い顔をして怒鳴った。お手伝いのマキちゃんの本を借りて読んでいたんだ。ベッドシーンのまんがだったんだけどね。こんなこともあって、従姉の待子ちゃんがつくった歌が、あたし(結実)のものとして評価されて以来、あたしの心は平静ではいられなくなってしまった。
バンドに夢中でちっとも振り向いてくれない「あいつ」。大勢のサッカー部員の中でひときわプレイが目につく「あいつ」。失恋が決定した浜田省吾のコンサートで偶然に出会った「あいつ」…。この本に収められているのは、自分の世界でイキイキと活躍する男のコと、それを見つめる女のコの、可愛く切ない7通りの恋のお話。すべての女のコに捧げる恋の入門短篇集。
近所で起きた下着ドロ、犯人は愛犬サクラ、それとも憧れの男のコ?『サクラの散歩道』。ある日、若菜はルックス抜群の男のコに声をかけられた、でも、心には、自分勝手で武骨な幼なじみのことが…『砂場のナイト』。生まれつき事件に巻きこまれやすいボク、今度は金庫泥棒の計画を聞いてしまって…『少年たちのエポック』、ほか3編を収録した短編集。
ママが死んで、6年ぶりにパパの家にひきとられた12歳の池上花音。坂口家にはパパの奥さんの美保おばさんと実の姉のまどかがいたけど、花音の心は新しい環境や中学生になることの不安で、いっぱいだったの。でも、海辺で会ったせいかノッポの一泉という男の子に、なつかしい予感を感じて、花音は新しい季節の扉をたたいた…。少女・花音の成長を描くシリーズ第1巻。
モヒカン頭の琢磨、パンク娘・ミチコ、ゲイの奈加里くん、そいて、あたし、日和。このユニークな四人組も、高校卒業を間近に控えてなにかと気ぜわしい。あたしは最近、本気で料理の道へ進もうかなって考えはじめたし、琢磨はバンドでプロデビューすることしか頭にない。そんな時、琢磨のお父さんが病気で倒れて、あたしは彼の家族と対面するハメに…。好評『きらきら星』シリーズ第3弾。
あたし(生菜子)がひょんなきっかけで、小次郎じいちゃんのやっている下宿屋(三日月荘)の小間使い兼便利屋になってから、随分と月日がたった。当然のことだけど、引っ越して行く人もあれば、入って来る人もいる。ある日不動産屋が「変わった男の方だが」といって、新しい住人を紹介してくれた。その後ろ姿を一目見て、びっくり。なんと金色長髪!ええっ、外人?だが、彼は…。
男は、いけない。女もいけない。いけない二人が一緒にいるから、なおいけない。けれど1人じゃまたいられない…。ついたり、離れたり、危うい男女の関係を編んだ作品集。(解説・川西 蘭)
六年の歳月が流れた。美子のフィアンセ矢吹義一が、結婚式を目前に義妹の杏子と出奔してしまってから。しかし美子の傷は癒えることがなかった。京都で再会した矢吹はすっかり痩せ、昔の面影はなくなっていた。…愛しくも哀しい男女の仲を描いた表題作ほか。女ごころの微妙な綾を細やかに描いた珠玉の七篇。
巨大都市TOKYO。男と女がうろたえ、怒り、涙する。なぜ彼らの日常が犯罪になるのか?弁護士だから見つめられる人間の哀しみを背負いつつ、中町公一が法廷をカンバスに人生を描きあげていく。裁判小説の新境地を拓く佳作短篇集。
53歳の野々村を愛しながら、19歳の青年に心惹かれる省子。2人の男を隔てる歳月のせつなさに、妙な愛しさを覚えて…。はぐれ、寄り添い、憎みながら愛し合う男たち、女たちの8話。直木賞作家最新作品集。
「わたしがメキシコの石壁を背に立たされて蜂の巣にされたという話を聞くことになったら、思い出してほしい。それはこの世とおさらばするには願ってもない方法だとわたしが考えていたことを。それは、老衰や病死、地下室の階段での転落死にまさる。メキシコで異邦人であること-ああ、それは安楽死だ!」不可思議な手紙を最後に、メキシコ革命の戦塵の中に消息を絶ったアンブローズ・ビアス。その謎の最期を、アメリカ人女性、メキシコ革命軍士官との愛憎のなかに、事実と虚構を混然とさせながら描く。ジェーン・フォンダ、グレゴリー・ペック主演映画原作。
きゃあ、すごい、目がまん丸の原稿依頼。その数、なんと100P!!おまけに英国取材旅行つき。やっとつかまえたわよ、幸福の女神!!ってんで、薫と一緒にいざイギリスへ。ところが向こうで最初に出会ったのが、ワニを飼っているクマ少年。彼は、以前、別れた父親に会いにはるばる英国へやってきたらしい。しかし、その父親ってのが本場の貴族で…!?ファン待望『マリナシリーズ』ついに登場!!
奈々は両親と一緒にイモコン勇一のお墓参りに行った。勇一は霊になって奈々のところへ戻っているが、両親は知らない。この墓地で、奈良は小さな女の子の幽霊に出会った。その子の名は信田希美。彼女は奈良の家にまでやってきたが、無言のままで、訴えかけるような目を見せていた。奈々は幽霊探偵の名にかけて追及をはじめたが…。そんなとき、希美そっくりの子が現れた。