小説むすび | 出版社 : 集英社

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朝起きたらダンジョンが出現していた日常について 迷宮と高校生朝起きたらダンジョンが出現していた日常について 迷宮と高校生

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2019年5月24日 発売

【速報】朝起きたら、世界各国にダンジョンが発生していたーー。 テレビで政府の緊急会見が流れる中、なぜか普通の高校生九重大樹の部屋の引き出しにもダンジョンが出現。 しかも、中には静かに鎮座するスライムが一匹……。 塩で簡単に倒せてしまうが無限に湧くスライムに頭を悩ませながらも、引き出しダンジョンを隠し通す日々。 普通に生活することを目指すも、世界はあっという間に"ダンジョンブーム"という大渦に呑み込まれ、学校や国は大きな影響をうける。 激動する世の中、大樹とその友人・広瀬裕二と柊雪乃は至って冷静に時勢を見極めている……はずだったのだが、 二人が家の事情でダンジョンに行かなくてはならず、三人揃ってダンジョン探索免許を取得をすることに。 資格試験を無事に合格した三人は裕二の祖父・重蔵から武器を譲り受け、いよいよダンジョン攻略を始めるのだが……それは想像以上に苛酷なものだった! リセットがきかない現実世界で、平凡な高校生達がモンスターが跋扈するダンジョンへと挑む! もしダンジョンが発生したらーーを高校生視点でリアルに描いた『小説家になろう』人気作遂に書籍化!

アタラクシアアタラクシア

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2019年5月24日 発売

望んで結婚したのに、どうしてこんなに苦しいのだろうーー。 最も幸せな瞬間を、夫とは別の男と過ごしている翻訳者の由依。 恋人の夫の存在を意識しながら、彼女と会い続けているシェフの瑛人。 浮気で帰らない夫に、文句ばかりの母親に、反抗的な息子に、限界まで苛立っているパティシエの英美。 妻に強く惹かれながら、何をしたら彼女が幸せになるのかずっと分からない作家の桂……。 「私はモラルから引き起こされる愛情なんて欲しくない」 「男はじたばた浮気するけど、女は息するように浮気するだろ」 「誰かに猛烈に愛されたい。殺されるくらい愛されたい」 ままならない結婚生活に救いを求めてもがく男女を、圧倒的な熱量で描き切る。 芥川賞から15年。金原ひとみの新たなる代表作、誕生。 【著者プロフィール】 金原ひとみ(かねはら・ひとみ) 1983年東京生まれ。 2003年『蛇にピアス』で第27回すばる文学賞を受賞。 04年、同作で第130回芥川賞を受賞。 ベストセラーとなり、各国で翻訳出版されている。 10年『TRIP TRAP』で第27回織田作之助賞を受賞。 12年、パリへ移住。 同年『マザーズ』で第22回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。 18年、帰国。

国語教師国語教師

< ドイツ推理作家協会賞受賞作 > 女は国語教師。男は有名作家。 再会したふたりが紡ぐ〈物語〉は、あの忌まわしい過去に辿り着くーー 16年ぶりに偶然再会した元恋人たちは、かつてのように物語を創作して披露し合う。 作家のクサヴァーは、自らの祖父をモデルにした一代記を語った。 国語教師のマティルダは、若い男を軟禁する女の話を語った。 しかしこの戯れが、あの暗い過去の事件へとふたりをいざなってゆく……。 物語に魅了された彼らの人生を問う、フリードリヒ・グラウザー賞(ドイツ推理作家協会賞)受賞作。 【著者略歴】 ユーディト ・ W ・ タシュラー 1970年、オーストリアのリンツに生まれ、同ミュールフィアテルで育つ。外国での滞在やいくつかの職を経て大学に進学、ドイツ語圏文学と歴史を専攻する。家族とともにインスブルック在住。国語教師として働く。2011年『 Sommer wie Winter (夏も冬も)』で小説家デビュー。現在は専業作家。2013年に発表された『国語教師』(原書タイトル Die Deutschlehrerin )は2014年度のフリードリヒ・グラウザー賞(ドイツ推理作家協会賞)長編賞を受賞した。 【訳者略歴】 浅井晶子( あさい ・ しょうこ ) 1973年大阪府生まれ。京都大学大学院博士課程単位認定退学。2003年マックス・ダウテンダイ翻訳賞受賞。主な訳書にパスカル・メルシエ『リスボンへの夜行列車』、イリヤ・トロヤノフ『世界収集家』(以上早川書房)、カロリン・エムケ『憎しみに抗って』(みすず書房)、トーマス・マン『トニオ・クレーガー』(光文社古典新訳文庫)、エマヌエル・ベルクマン『トリック』(新潮クレスト・ブックス)ほか多数。

瑕疵物件ルームホッパー 但し、幽霊在住に限ります瑕疵物件ルームホッパー 但し、幽霊在住に限ります

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2019年5月17日 発売

二十六歳の青年・瀬山冬は、幼い頃から他人には見えないものが見えたために人間関係を上手く築けず、勤め先が倒産してからは引き籠もっていた。 貯金も尽き家賃も払えなくなっていたところ、人材派遣会社を経営する羽塔花澄という謎めいた女に、 死者の霊がいる家に住んで「死の瞬間」を報告する仕事を押しつけられる。 もとの部屋は勝手に引き払われ、断れない状況で……? 部屋にいたのは刺殺された若い女の霊だった。 冬の存在に気付いた霊は白恵と名乗り、恋人だった男に刺されたのだと言うけれど、妙に明るいテンションで冬に絡み始めて……?(第1話『めぞん市場202号室』) 新しく用意されたのは、一面にブルーシートが張り巡らされた部屋だった。 おどおどとしたやたらと腰の低い30代の女性の霊が住みついており……?(第2話『あぐみ荘1A室』) 部屋に迷い込んできたのは幼稚園児くらいの小さな少女の霊だった。 少女は母親を探しているようで、つい声をかけてしまった冬を頼ってきて……?(第3話『よいももにやどの精霊』) 5年ほど空き家だったという一軒家には、四人以上の霊が住みつき、さらに危険なものまでがいるようだった。 冬はこれまでにない危機感を覚えるが……?(第4話『坂の上3丁目 1972番地』)

あのこは貴族あのこは貴族

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2019年5月17日 発売

地方生まれの美紀と東京生まれの華子。 アラサー女子たちの葛藤と成長を描く、山内マリコの傑作長編! 「苦労してないって、人としてダメですよね」--東京生まれの箱入り娘、華子。 「自分は、彼らの世界からあまりにも遠い、辺鄙な場所に生まれ、ただわけもわからず上京してきた、愚かでなにも持たない、まったくの部外者なのだ」--地方生まれ東京在住OL、美紀。 東京生まれの華子は、箱入り娘として何不自由なく育てられたが、20代後半で恋人に振られ、初めて人生の岐路に立たされてしまう。 名門女子校の同級生が次々に結婚するなか、焦ってお見合いを重ねた末に、ハンサムな弁護士「青木幸一郎」と出会う。 一方、東京で働く美紀は地方生まれの上京組。 猛勉強の末に慶應大学に入るも金欠で中退し、一時は夜の世界も経験した。 32歳で恋人ナシ、腐れ縁の「幸一郎」とのダラダラした関係に悩み中。 境遇が全く違って出会うはずのなかったふたりの女。 同じ男をきっかけに彼女たちが巡り合うとき、それぞれ思いもよらない世界が拓けてーー。 結婚をめぐる女たちの葛藤と解放を描く、渾身の長編小説。 ●解説/雨宮まみ

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