出版社 : 鹿砦社
修羅流し修羅流し
山に生き、川に生きた男たち。江戸や明治の初期を舞台に、その男たちの、機知と生活、喜びと怒り、心意気を生き生きと活写した小説群。甲府・鰍沢、奥多摩の宿場、清水湊。富士川の舟運にかけた男たちの執念がよみがえる。 第24回伊豆文学賞優秀賞「由比浦の夕日」、第25回同賞最優秀賞「海豚」を含む歴史小説4篇 修羅流し 犬死に 由比浦の夕日(第24回伊豆文学賞優秀賞) 海豚(第25回伊豆文学賞最優秀賞)
馬鹿な奴ら ベトナム戦争と新宿馬鹿な奴ら ベトナム戦争と新宿
ベトナム戦争、学生運動、新宿西口フォーク集会…。 わが国の端境期だった1970年前後の新宿に屯(たむろ)した若者たちの生態を、著者みずからの体験を元に描く。 第一章 日本に誕生したコミューン 第二章 ピンク映画 男優誕生 第三章 フーテンの無縁仏 第四章 新宿にも脱走兵がいた 第五章 奨学生新聞配達少年 第六章 前衛舞踏カップル 第一章 日本に誕生したコミューン 第二章 ピンク映画 男優誕生 第三章 フーテンの無縁仏 第四章 新宿にも脱走兵がいた 第五章 奨学生新聞配達少年 第六章 前衛舞踏カップル
伊波アヤの半生伊波アヤの半生
日本の歴史上もっとも激動の明治の末から大正、昭和の敗戦まで、阿波吉野川(四国三郎)で生まれ育った若鮎(ヒロイン)が、一枚の見合い写真をたよりに朝鮮半島へ渡り、そして中国大陸へと運命の時流に翻弄されつつ、いかなる淀みにたどり着いたのか…。本書は、その軌跡を赤裸々に綴ったものである。
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