出版社 : BookWay
主人公は幼い頃から心臓の痛みに苦しんでいた。 何処の病院へ行こうと、どんな検査をしようと、 心臓には欠陥が見つからなかった。 その痛みは気を失うほどの痛みだったが隠していた。 両親は仕事へ海外へ行き、彼はひとりで日本に残った。 一方、全裸で心臓を刺されて殺される事件が起こり始めた。 それを追う刑事、逃げる犯人。 犯人は心臓コレクターなのか? それとも…。 心臓の痛み、それは封印されし人ではないものの力。 主人公は本当の自分に今目覚める。
不思議な物語は好きですか? そんなテーマのショート作品集です。 ●第一話『花粉症』 「澄江と初めて会ったのは、高校一年の時だった…」 少年の淡い恋心と花粉症の大きなマスクの秘密 ●第二話『くびきり』 「気が付くと、どこかの草むらにいた…」 足を進めると妙な看板がある。 ここは何処? それは、とんでもない村だった。 ●第三話『きぬえ』 一週間の休暇を取って、東北へやってきた。 コンクリートの壁には落書きがあった。 そこで出会う謎の女性「きぬえ」 透き通る肌に、きれいな黒髪、一瞬で恋に落ちた。 彼女の正体は? という感じの軽いホラー?なのでしょうか? ★実は「きぬえ」は前作「風景」の姉妹作です。
気になる人物がいた。 仕事帰りに見る露天商だった。 そこからはじまる壮大なファンタジーの世界。 気が付くと、そこは玉座だった。 そしてバルトランドの王になっていた。 あのロー●オブ●ングや●●国物語を凌駕?する内容です。 ああ、本当はゲーム作りのネタですけど。 (壮大すぎてゲームは完成しませんでした)
妻との離婚は、あっけなかった。 私は、一風変わった少女「歩美」と出会った…。 自傷する少女と無職の中年。 ふたりの運命はーsen-(線)によりつながっていた。 ◆自傷という暗いテーマですが、人生とは? 生きるとは?を問う問題作です。
何十年かぶりに出会った幼なじみ、中年になった佐藤は、自分と比較して立派になっていた。 自分は仕事を辞め画家気取りで貧乏な生活をしていた。 そんな北川に佐藤は自分の働いている店で昼食をおごった。 そこでピアノを弾いている杏子と出会った。 真っ白なドレスは北川には眩しかった。 ◆オトナの恋を書きたかったのですが・・・◆