出版社 : KADOKAWA
彫刻家・川島伊作が病死した。彼が倒れる直前に完成させた愛娘の江知佳をモデルにした石膏像の首が切り取られ、持ち去られてしまう。江知佳の身を案じた叔父の川島敦志は、法月綸太郎に調査を依頼するが。
大震災により壊滅的な被害を乗り越え復興した街・音羽を舞台に、男子高校生でありながら少女漫画を描く広野紘、天然少女・宮村みやこ、紘の妹分・新藤景がせつない三角関係を繰り広げる。表紙は七尾奈留描き下ろし
景は失恋を契機にバスケをやめてしまう。そんな中、景は失恋相手の親友・京介と出会う。映研に所属していた京介の誘いで映画の主役を務めることに。景は映画の撮影を通じ、過去を克服する。表紙は七尾奈留描き下ろし
銀座ホステス萌子は「三年足らずで一億五千万になる仕事」と言われ偽装結婚をする。夫はフェリーの上から転落死。偽装結婚を唆した男も二年後に事故死した。不審に思った航海士堀ノ内は浅見光彦に相談を持ちかけたが
青年の部屋に美女が出現した、となりの女子大生の部屋には死んだはずの父親が。触ることのできない幻があちこちで目撃される。現象は広がり、モナリザやヒットラー、さまざまな動物、怪物、札束も出現。人々の夢が幻となって現れているのだ。みんながみんな、自分の夢をつれて歩き出した。やがて、世界は夢であふれかえり、そしてー。平和な日常にそっと潜む、小さな乱流の種。皮肉でユーモラスな短編12編を収録。
レジェンドはここから始まった。戦うカウンセラー岬美由紀の活躍の原点を描く『千里眼』が大幅な修正加筆を得て生まれ変わった! 究極のエディションがついに角川文庫に初登場。旧シリーズの完全版を手に入れろ!
新宿で発生したキャバクラ火災事件の関係者の前に現れたのは、ブランドバッグを肩にかけ、お姉系のファッションに身を包んだ少女のような印象の美形の女性。彼女はくだけた口調でこう言った。わたしねー、一ノ瀬恵梨香、臨床心理士ー。光と影をあわせ持つ異色の新ヒロインが、日本列島を震撼させる爆弾テロを阻止するために、残されたわずかな手がかりから謎を解き明かす!知的興奮を誘うエンターテインメント。
親友のストーカー事件を調べていた岬美由紀は、それが大きな組織犯罪の一端であることを突き止める。しかし彼女のとったある行動が次第に周囲に不信感を与え始めていた。美由紀の過去の謎に迫るシリーズ最高傑作!
赤い積み木、相模原団地、そして「私は、処女じゃないわ」という呟きーー。「堕天使のメモリー」で暴かれた美由紀の過去に関する謎の真相が、ついに白日のもとに晒される!
いまだかつてない世界を描くため、地球(アース)に降りてきた男、冲方丁のデビュー2作目にして最高到達点!! 世界で唯一の少女ベルは、<唸る剣>を抱き、闘いと探索の旅に出るーー。
ごく平凡な8畳ワンルームがわたしのお城。携帯ゲーム機の中で飼っている柴犬が同居人。しがないOL3年目。先輩のお小言と香水の悪臭を毎日食らい、人員整理によりリストラ寸前。腐れ縁の元カレがときどき生活費を無心にやってくる。これが憧れと希望を胸に地方から上京してきたわたしの東京生活の、なれの果て。そんなある日、高校時代の親友であり魔性の美少女であり、“強盗殺人犯”-鞠子が、3千万の札束と紫色のちっちゃい下着をトランクに詰めてわたしのマンションに転がり込んできた。17歳の“わたし”と24歳の“わたし”の日々が交錯する、青春のビフォー&アフターストーリー。
小学6年生の二郎にとって、悩みの種は父の一郎だ。自称作家というが、仕事もしないでいつも家にいる。ふとしたことから父が警察にマークされていることを知り、二郎は普通じゃない家族の秘密に気づく……。
囲碁の口論から父を惨殺した笠原孫七郎を追って三十年。信州松本藩の夏目半介は仇討ち費用を人に貸して生計を立てる江戸暮らし。ふとなじんだ娼家のお君の、熟れた体に激しく溺れた。そのお君が悪事を犯しただんなと江戸を出奔、半介は後を追うが、その男こそ…。「うんぷてんぷ」以下、江戸時代の仇討ちをテーマとする八編を収録。仇討ち制度の非人間性と、それに翻弄される人間たちの運命を鮮やかに描く珠玉作品集。
今日、パパが死んだ。昨日かもしれないけど、私には分らない。そんなこと、どっちでもいい。何しろ私のパパは、仕事、仕事で、1年のうち半分は外国を飛び回っている。そんなパパをいわば子供らしく愛せと言われたって無理な話だ。でも私は知っている。本当は、ママがパパを殺したんだっていうことを…。父の死。莫大な遺産をめぐる争い。母の若き婚約者の出現。やがて、13歳の少女、有紀子に残酷な殺意の影がー。
一度しかない16歳の夏、私とママは再び海辺の別荘にやってきた。3年前にあの「事件」が起こった場所だ。ママも私も事件のことは口に出さず、毎日が穏やかに過ぎてゆく。ところが1週間後、私とそっくりの服を着た少女が目の前で殺された。そして次々と届けられる奇怪なメッセージ。誰かが私の命を狙っている…?『殺人よ、こんにちは』から3年、過去の秘密を胸に抱き、ユキがあの海辺に帰ってきた。