小説むすび | 出版社 : KADOKAWA

出版社 : KADOKAWA

いくさの底(1)いくさの底(1)

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KADOKAWA

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2017年8月8日 発売

【新聞、週刊誌ほかで、本読みたちから絶賛の嵐!】 謎解きの構成が、戦争小説としてのテーマと完璧に結びついている点といい、 抑えた筆致が醸し出す不穏な緊張感といい、ほれぼれするほど完成度の高いミステリである。 ーー千街晶之(「東京新聞」書評より) 外部との連絡が難しい閉鎖空間の村で、互いを疑うことで生まれる息苦しいまでのサスペンスは圧倒的。意外な犯人にも、衝撃の動機にも驚かされる。 --末國善己(「朝日新聞」書評より) 正統派犯人当て小説。 読者を真相へ導く終盤の展開には圧巻の迫力がある。 ーー杉江松恋(「週刊新潮」書評より) 戦争小説のスタイルと犯人当て小説の手法が必然性を持って結びついた「戦場ミステリ」の逸品! ーー若林踏(「小説現代」書評より) いちだんと夾雑物を排し、静かに鋭く人間性を掘り下げている。 堂々たる語りの優れた戦争ミステリーだ。 ーー池上冬樹(「共同通信」配信書評より 「そうです、賀川少尉を殺したのはわたしです」--ビルマ北部のある村に駐屯することになった日本人将校の突然の死。 いったい誰が、なんのために殺したのか? 皆目見当がつかず、兵士も住民も疑心暗鬼にかられるなか、のどかな村に人知れず渦巻く内紛や私怨が次第にあぶり出されていく。 戦争という所業が引き起こす村の分断、軍隊という組織に絡め取られる心理。 正体のあかされない殺人者の告白は、いつしか、思いもよらない地平にまで読者を連れ出すーー 驚天動地、戦争ミステリの金字塔。

銀翼のアルチザン 中島飛行機技師長・小山悌物語銀翼のアルチザン 中島飛行機技師長・小山悌物語

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KADOKAWA

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2017年7月28日 発売

小山悌(こやま やすし) 1902年生まれ。東北帝国大学機械科卒。東北帝国大理学部助手、帝国陸軍電信部隊を経て、1926年に中島飛行機入社。エース技師となり、九七式戦闘機(キ27)、一式戦闘機「隼」(キ43)、二式戦闘機「鍾馗」(キ44)、四式戦闘機「疾風」(キ84)などの名機の設計を手掛けた。戦後、中島飛行機の図面を押収したアメリカ軍は、ほとんどの図面に「Yasushi Koyama」のサインがあることに驚き、彼の名は米国航空界でレジェンドとなった。しかし小山はメディアに登場することを嫌い、回顧録も残さなかったため、その素顔は謎に包まれている。 プロローグ 空を切り裂く悪魔の機体 第一章 東北からやって来た男  第二章 空飛ぶジャンヌ・ダルク、松本キク  第三章 変人、糸川英夫の入社  第四章 中島知久平の野望 第五章 隼の翼を手に入れろ  第六章 日米開戦  第七賞 アメリカ本土を直撃せよ  第八章 残された戦い  第九章 地上を選んだイカロスたち エピローグ 富嶽、飛ぶ  プロローグ 空を切り裂く悪魔の機体 第一章 東北からやって来た男  第二章 空飛ぶジャンヌ・ダルク、松本キク  第三章 変人、糸川英夫の入社  第四章 中島知久平の野望 第五章 隼の翼を手に入れろ  第六章 日米開戦  第七賞 アメリカ本土を直撃せよ  第八章 残された戦い  第九章 地上を選んだイカロスたち エピローグ 富嶽、飛ぶ

サンドサンド

砂丘に囲まれた街、導く者のいない社会は紛争や爆撃など頻発する暴力に晒されるコミュニティー。その街に、一家の主を失い、壊れかかったある家族がいた。母ローズは街の男たちを相手に売春宿を営み、長女ビクトリアは「サンドダイバー」として優れたスキルに恵まれながら盗賊のような男たちと関わり、家に寄りつかない生活をしていた。長男パーマーは父や姉と同じダイバーの道を選びながら怪しげな雇われ仕事に手を出し、まだ18のコナーは見習いダイバーにもなれず、11歳の末弟ロブは才能の片鱗を伺わせるものの、まだまだ頼りない子供だった。父の失踪でばらばらになった家族だが、父の娘を名乗る少女が現れ、街が消滅の危機に直面するなかで、互いの生存のために心を寄せ合い、やがて絆を取り戻していく。自分たちよりも大きなものに立ち向かう現実を受け入れるために……。砂漠化した米国コロラド州を想起させる未来の街を舞台に、砂に閉ざされた共同体の脆さとある家族の痛み、悲しみ、再生と希望を描いたSFファンタジー小説の秀作。

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