出版社 : KADOKAWA
私を空っぽの星から救い出してーー。45歳になった山崎隆二は囚われた大切な人を捜すためソウルへ飛んだ。新たな出会いと謎の組織の影。待ち受ける衝撃の結末。至高の恋愛小説シリーズがついに完結。
バイヤーとして仕事の手応えを感じる真昼は、高級セレクト・ショップに転職。だが、金融危機の影響で親会社が事業からの撤退を決める。失意のままニューヨークに辿り着き見つけた新たな目標とはーー。
その女たちは、スポーツクラブで出会った。ハーブティー専門店でマネージャーを務めていて、不倫中の薫。結婚はしているものの、夫にほったらかされている小夜子。出版社で契約社員をしており、うだつの上がらない彼氏と距離を置いている美樹。価値観の違う3人が集まったからこそ、自分の境遇を打ち明け、仲良くなっていく。各々違う悩みを抱えながらも、自分の道を進んで行く…。一歩踏み出す勇気がもらえるラブストーリー。
時は永禄4年正月。上州廏橋の城内で、謙信は賑やかな群臣のなかに、一人にこやかに座していた。北条の勢威が近境の小国を脅かしているのを見るに見かねて、小田原攻略の大策の途中である。そこへ、甲州の軍が北へ移動しているとの情報が入る。積年の宿敵、武田信玄とは、3年前に親睦の約定を取り交していたはず。思わぬ裏切りに憤った謙信は、川中島へと足を向けた。因縁の対決の決着はいかに…。戦国の世を雄大に描いた傑作。
顔は不細工だが心は錦の腕利き同心・釜口右衛門は、悪徳与力から「真剣試合の出場者として凄腕の人斬りを捜せ」との無理難題を押しつけられる。暗黒街のつてを頼って、彼は美貌の剣鬼・朽縄真蔵と出会う!
江戸城大奥で火災が発生した後、旗本が行方不明となった。御台所の側に仕える大奥女中のお静は、高位の人物からの極秘の依頼で、行方不明の旗本の捜索を開始するが…。訳あって江戸城の大奥で働くお静が、権力に囚われし男女を凛として裁く!
北辰一刀流玄武館の千葉周作は、名門・中西道場から極秘の依頼を受け、門弟の平田深喜に高柳又四郎の監視を命じた。撃剣の天才、音無し剣の遣い手と称される高柳又四郎には、世に出してはならない秘密があったーー。
町方与力の今井映之進は、かつては仕事熱心だったが、今は刻限が来ると同僚が仕事をしているのを横目に、さっさと家に帰ってしまう。映之進の態度に業を煮やした上司の筆頭与力・盛伊三郎は家に押し掛けるが……。
傷つきながらも、師である雲斎のもとに帰り着いた大鳳。彼を追ってやってきた典善の前に、雲斎が立ちはだかる。一方、九十九はキマイラ制御の鍵「ソーマ」から薬を作る法を求め、高野山に向かっていた。そして、ついに身体をキマイラに乗っ取られた久鬼。もはや意志の力もソーマすらも利かなくなってしまった久鬼に、謎の僧・狂仏はキマイラを支配する法を教えるという。9番目の、月のチャクラとはいったいー!?
「死ぬ前に、誰に会いたい?」お江戸の町で話題のとある噂。最後の願いを叶えてくれる死神がいるという。大切な約束や伝えたい言葉、抱える事情は人それぞれ。妖かしたちが目にした、涙と人情のお江戸物語。
恋を覚えたばかりの美青年・魚住真澄は、クリスマス間近、病院でさちのという少女に出会う。重い病を抱え、耐えるように生きる彼女に、魚住は「おれのお母さんになって」と告げる。困惑しつつも、次第に魚住と打ち解けていくさちの。遊園地に行きたい彼女のため、魚住は久留米も誘って、煌めくような冬の一日を過ごすが…。魚住が初めて知る、胸が苦しくなるような幸福の時間。そして…。
鳥羽・伏見の戦いに敗れ、旧幕軍は窮地に立たされていた。しかし、徳川最強の軍艦=開陽丸の艦長・沢太郎左衛門と盟友・榎本武揚は薩長からの圧力に屈することなく北へ向う。それは新政府軍に抗戦を続ける奥羽越列藩同盟を救援するため。日本史上初の近代海戦、荒れ狂う北の海…。時代の大きなうねりを乗り越え、彼らは新しい時代を切り開くことができるのか?歴史小説の名手が海を舞台に明治維新を描き切った渾身の長編。