出版社 : KADOKAWA
吉原で読み書きのできない遊女にかわって文を綴る代筆屋を営む雪乃。持ち込まれる文の因縁を図らずも解く内に雪乃の秘密も少しずつ明らかになっていく。人情、色恋、謎解き全てが詰まった傑作時代小説登場!
その男は、いつも深夜に現れるー角膜移植の手術後、悲しみの表情をたたえたアジア系男性の幻影を見るようになったヴァレリー。これは生前の提供者の強い記憶がもたらす残像作用なのか。彼を突き止め、どうしても会いに行かなければ。眼球に焼き付くほど強く愛したその痕跡を辿って、ヴァレリーはブリュッセルから東京へと飛び立ったー運命によって呼び合わされた男と女の、明日への希望と祈りに包まれた愛の遍歴。
企みを胸に秘めた美人双子新婦、プランナーを困らせるクレーマー夫妻、新婦に重大な事実を告げられないまま、結婚式当日を迎えた新郎……。人気結婚式場の一日を舞台に人生の悲喜こもごもをすくい取る。
世田町署、薄暗い地下一階の廊下の突きあたりにある《警視庁捜査一課特殊取調対策班》。イケメン毒舌天然数学者御子柴岳人がクールで鮮烈、華麗な推理で容疑者の心理に迫る、前代未聞の取調エンタメ!
竜退治の騎士としてユーシスが南の国へと赴く。フィリエルはユーシスを守るため、幼なじみルーンへの思いを秘めてユーシスを追う。幻の短編「ガーラント初見参」収録! 大人気ファンタジー南方冒険篇!!
妻が傾倒し出した百舌鳥魔先生の芸術。それは生き物を生かしたまま切り刻んで繋げるという異様なものだった。それは次第にエスカレートし……。表題作ほか、生と死の境界を鮮烈に問う極彩色の恐怖の数々!
江戸に作られた富士塚から夜ごと奇妙なうめき声が聞こえる。その噂と前後して吉原で大火が起き、ある大見世の楼主が焼死した。現場では火を噴く巨大な輪の怪と、蛇と蛭のような座頭と法師が目撃され……。
特集「医療小説の迷宮」では、『螺鈿迷宮』のドラマ化に際し、主演の伊藤淳史・仲村トオルに原作者の海堂尊を交えた鼎談が実現。医療小説読切のほか、伊坂幸太郎の殺し屋シリーズ最新作も掲載。
御座船でどんちゃん騒ぎを繰り広げる若旦那たち。そんな時川面に大きな音が聞こえ、男の死体が少し離れた船の側で見つかる。下手人はその船の上にいる? 騒動に巻き込まれる天才の若旦那が行くところに事件あり!?
時は正徳ー七代将軍家継の世。江戸詰めを命じられた若き西国の犀星藩士・青葉藍ノ真が耳にした噂とは…「理由なし、遺恨なし、失敗りなし」と、暗夜に悪徳商人を誅する“闇蝙蝠”の噂だった。南町奉行同心・佐久間虻丸と“闇蝙蝠”の正体を追う藍ノ真は、幕政と犀星藩、そして父・雅光を巡る詭謀と血風の渦に決然と立ち向かっていくー!書下し時代小説。
原作、TVアニメ、コミックの全てを網羅した「はたらく魔王さま!」のファンブック。原作小説解説やアニメ各話紹介はもちろん、キャストインタビューや、和ヶ原聡司書き下ろし掌編など、ここだけの企画満載!
大学に進学した小暮井ユキが出会ったのは、「ラバーグラス」という演劇サークル所属の大野さんと、シーンごとにバラバラとなった脚本にとり憑いているという幽霊の噂。「その事件、解決しちゃいませんか?」ユキは、サクッと持ちかけるが、駆り出されるのは、もちろんあの2人の“探偵さん”で…。“小説家”と“編集者”のコンビが、幽霊にまつわる謎を、物語を創るように議論しながら解き明かす、異人館の街をやさしく彩る探偵物語。
女であることを隠し、伊勢崎町の『松波屋』で船頭を務める弥生。この船宿には裏稼業があった。何かから逃げだいと望む者を、金子と引き換えに綺麗に逃がす、「とんずら屋」。宿に長逗留する丈之進は、こちらもわけあって呉服問屋の跡継ぎを装っているが、国許からの「仇討の助太刀をせよ」との要請に、頭を悩ませていた。そんな船宿に、お鈴という新顔の女中が。どこか武家の匂いが漂うお鈴、それぞれの事情が交錯してー。シリーズ第2弾!
丹沢山中で相見えた大鳳と久鬼。大鳳の眼の前で、久鬼は己のキマイラを制御してみせる。共に闘おうと差し伸べた手を拒絶された久鬼は、深雪のもとに。一方大鳳は行き場を求め、渋谷を彷徨う。怒濤の第4弾!
イラクで戦うアメリカ人傭兵と日本で薬学を専攻する大学院生。二人の運命が交錯する時、全世界を舞台にした大冒険の幕が開く。アメリカの情報機関が察知した人類絶滅の危機とは何か。一気読み必至の超弩級エンタメ!