出版社 : KADOKAWA
死んだはずの全プレイヤーが復活し、アリストラスは歓喜の渦に包まれていた。混乱し戸惑う復活組の救済に尽力する紋章ギルドの面々と、仲間との再会に涙するショウキチ達の前に現れたのは、魔王を引き連れた修太郎だった。友の言葉に救われ、決意を胸に、人々の前で修太郎は宣言する「このデスゲームを終わらせましょう」とーー!! 一方、監獄に堕ちたワタルの元にPK達が集っていた。個々の思惑を気にもせず、ワタルはある目的のために脱獄を目指しているがーー。デスゲーム世界に囚われた、ひとりの少年と仲間たちの成長冒険譚、真相に迫る第7弾!
死に戻りした皇女が仕掛ける王宮頭脳バトル!兄を慕い、悪事に手を染め続けたアリアドネ。しかし断罪の瞬間、信頼していた兄の裏切りを知る。後悔を胸に処刑されたアリアドネだが…目を覚ますとすべての始まりの日に戻っていた!1度目の人生そのものが黒歴史。そう気づいたアリアドネは、過去の償いと復讐を誓う。「かつての敵と幸せになります。でも私を利用した悪辣な人々は絶対に許さない!」
サバト帝国の奇策・シルフ攻勢によって敗走を余儀なくされたガーバック小隊。彼らは飢えと渇きに苦しみながらも命からがら城塞都市マシュデールへと辿り着く。だがサバト軍はすでにマシュデールの眼前にまで迫って来ていた。ガーバックたちは息をつく暇もなく、再び命を賭した防衛戦へと駆り出される。一方トウリは小隊を離れ、唯一の衛生兵として臨時医療本部の監督役に任命された。だがそれは、日々運ばれてくる数十人の負傷兵の中から「救える者」だけを選別(トリアージ)する、あまりにも過酷な仕事だったーー。
ダンジョン探索が普及している現代。 探索者をしていた青年・夜桜猪王〈よざくらししお〉は、推しVtuberの「ダンジョン食材を使ったごはんが食べたい」の一言で、推しにダンジョングルメを食べてもらうべく自らもVtuberになることを決める。 とんでも食材を豪快に!美味しく!調理して大バズリするが、それがとんでもない炎上につながることに!?
子供をかばって車に轢かれた俺は、気付けば異世界の伯爵令嬢ユミエ・グランベルに転生していた。 鏡を見ると、そこに映っていたのは天使のごとき絶世の美少女! さらには今世における俺の生家たるグランベル伯爵家は魔法の名門でかなりの権威を誇っている。 人生勝ち組と思いきや、グランベル家の家庭は崩壊しており、ユミエは虐待されていた…!? 俺は家庭を修復するため、自らの可愛さを武器に一肌脱ぐことを決意する!! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■期間限定特典:『転生した俺が可愛いすぎるので、愛されキャラを目指してがんばります 1』書き下ろし短編小説(SS) ●本SSを閲覧するために必要なパスワードは本編後にあるキャンペーンページに収録されています。 閲覧期限は2024年5月31日23:59まで ※紙書籍の場合はキャンペーン帯がついているもののみ対象。 ●本SSはダウンロードできません。 ●PC・スマートフォン対象(一部の機種ではご利用いただけない場合があります) ●パケット通信料を含む通信費用はお客様のご負担となります。 ●第三者やSNS等での本SSおよびパスワード等の公開は固くお断りいたします。 ●システム等のやむを得ない事情により、期間内であっても予告なく公開を中断・終了する場合があります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
全年齢向け乙女ゲーム「夢恋」の悪役令嬢クラウディアに転生した私。悲惨なエンドを回避するため、最推しだった王太子ジュリアス様との婚約は全力でお断りさせていただきます! でもなぜか夢の中に殿下が現われて? 「キャラデザ完璧だったけど、三次元化するともっともっと素敵!」と浮かれていたら突然のベロチュー? 夢なのになんかめっちゃリアルで……。それから毎日ジュリアス様が夢の中で、あれこれえっちなことを仕掛けてくるんだけど、これって私の願望なの!? そしてゲーム最大のイベントの舞踏会の日。ジュリアス様とリアル対面はこの日が初めてのはずなのに、「私の可愛いクラウディア」って妖しい微笑みを浮かべてきてーー? 夢の中で快楽堕ちさせようとしてくる最推しの王太子と、それから逃げたい悪役令嬢の、夢×リアルのラブゲーム!
〜「本の雑誌が選ぶ2024年度上半期ベスト10」時代小説1位に選ばれました(青木逸美・選)〜 ●東京新聞(2024年1月6日付)書評掲載(評者:理流) ●日経新聞(2024年1月25日付)書評掲載(評者:縄田一男) ●週刊現代(2024年1月27日号)書評掲載(評者:清原康正) ●山陰中央新報(2024年2月3日付)書評掲載 ●上毛新聞(2024年2月18日付)新刊ガイド掲載 ●小説現代(2024年3月号)書評掲載(評者:田口幹人) ●週刊文春(2024年3月7日号)書評掲載(評者:青木千恵) 天明の浅間焼け(大噴火)で土石流に襲われた鎌原村。村人の8割が死に、高台の観音堂に避難した者など93人だけが生き残った。現地に派遣された幕府勘定吟味役の根岸九郎左衛門は、残された村人を組み合わせて家族を作り直し、故郷を再建しようとするも、住民達の心の傷は大きく難航していた。出世頭の若き代官・原田清右衛門が進言するとおり、廃村と移住を選択すべきなのか、根岸は苦悩する。さらに幕府側にも不穏な動きがーー。「故郷」と「生きる意味」を問い直す物語。 序 木曽の暴れ川 第一章 なんかもん 第二章 咒 原 第三章 デーラン坊の涙 第四章 家族ごっこ 第五章 江戸のダイダラボッチ 第六章 形 見 第七章 祈 り 第八章 花 畑
家族の命令で薬師として働かされている伯爵令嬢・リスティラは、心の支えだった婚約者を義妹に奪われ「リラ」と名を変えて家出する。街で苦しんでいる少年を介抱したところ、彼の叔父である美貌の侯爵ヘクターに「甥の専属薬師になってほしい」と頼まれる。実家からの追っ手を恐れ断るリラに、ヘクターは「侯爵夫人になら手を出せない」と言って二人は契約結婚することに。ヘクターと甥との温かい家族の触れ合いに徐々に心の傷を癒していくリラ。その上、偽装結婚のハズなのに体まで重ねてしまって!? 幸せに暮らしていたリラだったがーー王宮の舞踏会で家出の原因になった義妹と遭遇し!? たくさんの愛に包まれる、ドラマチック契約ラブ!
エネルギーの新時代を予言する政治経済小説の最高峰!脱炭素、脱原発が叫ばれる現代。若手議員の仁科良一は、安定した再生可能エネルギーである地熱発電の普及に燃えていた。そんな中、仁科が推進していた大規模地熱発電所の開発が凍結されてしまう。その裏には巨大なエネルギー利権をめぐる策謀があった。長年の悲願である開発を再開し、さらに、従来の地熱発電をはるかに超える夢の新技術「超臨界地熱発電」を実現させるため、仁科が繰り出した秘策とはー。
「怪と幽」15号の特集は「怪と湯」! 世界有数の火山国である日本では、縄文時代から温泉が親しまれていたという。およそ名湯と呼ばれる古い温泉地には決まって開湯伝説があり、神々、鳥獣、名僧、そして異形なるモノが発見した霊泉は、時代を超えて人々を魅了し続けている。本来、湯治場は死に近い場所であり、信仰と深く結びつき、多様な文化を生んだ。『古事記』『日本書紀』、また諸国の「風土記」にも多くの記述があり、温泉は人のみならず神をも癒すものであった。ときに病を抱えた文豪を、傷を負った化け物を治癒している。霊力を宿した湯に解きほぐされた心身は、あの世とこの世の境界をたゆたう。怪しくゆらめく湯けむりの向こうは地獄か極楽かーー。 特集 怪と湯 【復刻】 岡本綺堂「温泉雑記」 【鼎談】 加門七海×南條竹則×東雅夫「霊なる温泉地 〜文人が惹かれる「湯の力」〜」 【寄稿】 伊藤克己「温泉文化を形成する信仰と伝承」 【寄稿】 菱川晶子「神々から鳥獣まで -日本の温泉発見伝説をめぐってー」 【紀行】 村上健司「妖怪旅おやじ 特別編 上田周辺の温泉と鬼伝説を訪ねる 」 【寄稿】 多田克己「温泉に現れたる妖怪」 【紀行】 宮家美樹「京極夏彦、日光へ行く」 【エッセイ】 朱野帰子、有栖川有栖、黒木あるじ、今野敏、つげ正助、内藤了、花房観音、夢枕獏 【ガイド】 村上健司「日本全国「怪と湯」150選」 【ガイド】 朝宮運河「怪異名湯巡り 温泉怪談ブックガイド20+α」 【小説】 京極夏彦、有栖川有栖、澤村伊智、山白朝子、恒川光太郎 【漫画】 諸星大二郎、高橋葉介、押切蓮介 【論考・エッセイ】 小松和彦、東雅夫 【グラビア】 尾崎伊万里、芳賀日出男、佐藤健寿、つげ義春、怪食巡礼 【怪談実話】 渡辺浩弐、青柳碧人、JUN 【情報コーナー】 北沢陶×澤村伊智、似鳥鶏×今村昌弘、尾八原ジュージ×饗庭淵、橋下まこ、オカルトエンタメ大学、大明敦、くらやみ遊園地、大谷亨 etc.…
ひかりの家の押入れにいる、形も声もなんにもない影みたいなやつ、ナイナイ。 唯一の友達であるナイナイをいじめっ子のありさちゃんに会わせた日から、ひかりの生活は一変した。 ありさちゃんはひかりの親友のように振る舞い、クラスメイトは次々と接近してきて、いつもはつらく当たる母親さえも、甘々な態度をとるように。 絶対に何かがおかしい。疑心暗鬼になったひかりはありさちゃんと距離を置こうとするが、状況は悪化するばかり。 数年後、〈よみご〉と呼ばれる霊能者・志朗貞明のもとに、幼い子供と心中した姉の死の真相を探ってほしいという依頼が舞い込んでいた。 無関係に思える二つの異変は、強大な呪いと複雑に絡み合い……。 第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞受賞作。
「おばけは怖くありません。機械ですから」 彼女にはいくつかの優れた機能がある。話題が無限分岐し堆積していく雑談でも自然言語による受け答えができる。ZMPを見極めながら階段や斜面の昇り降りができる。補給なしに六時間以上の連続稼働ができる。ドアノブを掴んで回すことができる。--おばけが見える。 白川研究室は「出る」と言われる場所や噂を調査する対怪異アンドロイド・アリサを開発した。機械の彼女は、呪いも祟りも受け付けない。ゆえに、恐怖心もないーー。深夜に山奥の廃村を調査したアリサは、搭載された機能を駆使して、さまざまな異常を検知する。白川教授の研究テーマに興味を惹かれ、初めて研究室を訪問した新島ゆかりが、アリサが持ち帰ったデータを見ると……。 恐怖を感知しない美麗アンドロイドVS.予測不能な「怪異」。第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞を受賞した新感覚ホラー・エンターテインメント! 不明廃村 対怪異アンドロイド開発研究室1 回葬列車 対怪異アンドロイド開発研究室2 共死蠱惑 対怪異アンドロイド開発研究室3 餐街雑居 対怪異アンドロイド開発研究室4 異界案内 対怪異アンドロイド開発研究室5 非訪問者 対怪異アンドロイド開発研究室6 幽冥寒村 対怪異アンドロイド開発研究室7
ベンチで殺されたホームレスは、かつて思いを寄せた女性だった。定年後、図書館通いを日課にしている三木、70歳。学校に行けず図書館で時間を潰す女子高生・早織、16歳。半世紀以上も歳が離れた二人は、それぞれ平和に暮らしていたはずだったが、近所で起きたホームレス殺人事件に巻き込まれ調査を始めることに…。
●週刊現代(2024年1月13日/20日号)書評掲載(評者:藤沢周[小説家]) ●東京新聞(2024年1月27日付)書評掲載(評者:内藤麻里子[文芸ジャーナリスト]) ●小説新潮(2024年2月号)書評掲載(評者:杉江松恋[書評家]) ●小説幻冬(2024年3月号)書評掲載(評者:細谷正充[文芸評論家]) ●しんぶん赤旗(2024年1月28日付)書評掲載(評者:清原康正[文芸評論家]) ●女性自身(2024年2月13日号) 目付の永井重彰は、父で小納戸頭取の元重から御藩主の病状を告げられる。居並ぶ漢方の藩医の面々を差し置いて、手術を依頼されたのは在村医の向坂清庵。向坂は麻沸湯による全身麻酔を使った華岡流外科の名医で、重彰にとっては、生後間もない息子・拡の命を救ってくれた恩人でもあった。御藩主の手術に万が一のことが起これば、向坂の立場は危うくなる。そこで、元重は執刀する医師の名前を伏せ、手術を秘密裡に行う計画を立てるが……。御藩主の手術をきっかけに、譜代筆頭・永井家の運命が大きく動き出す。
EV(電気自動車)全盛の時代が目前に迫っていた。大手自動車メーカー・トミタの社長、村雨克明は、後世に残るガソリンエンジン車として、最高級車種「エンペラー」の新型モデル開発を決意する。村雨は、イタリアの老舗自動車メーカー・ガルバルディで働く篠宮凛にプロジェクトリーダーを打診するが、凛からはある条件が。それはEV時代のトミタを救うかもしれない、前代未聞の提案であった。日本車の輝かしい歴史を未来に繋ぐため、自動車に人生を捧げた者たちの挑戦が始まる。クルマの無限大の可能性を切り拓く、新時代の自動車ビジネス小説。
魔導人形であるメイドロボ・シェルジュを新たに仲間に迎え、自由気ままな旅を続ける天才錬金術師、セイ・ファート。しかし、あちこちで天才的なポーション技術を披露し人助けを続けた結果、帝国騎士団に追われ続けるハメに。 逃れるには海の向こうへ船を出すしかない……が、水の精霊・ウンディーネが原因の大雨のせいで船が出せないと知り……? 「じゃ、そのウンディーネのとこ行くわよ!」 精霊の住むリィクラ岳へいざ出発! 橋が崩落した川も、現れる野盗たちも、ポーション無双で万事解決! (自称)か弱い錬金術師の無自覚スローライフ・ファンタジー!
フルダイブ型VRMMO『Iris Revolution Online』の無人島で見つけた山小屋をマイホームにすべく、リフォームに着手するショウこと伊勢翔太。 石造りの蔵や窯など拠点を充実させつつ仔狼のルピとのんびり過ごすはずが、森の奥にある大樹の洞を通った先でオークに襲われているフェアリーと出くわしてしまう。 さらに現実でもミオンーークラスメイトの出雲澪の家で手料理をふるまうことになってしまい……!? ワールドクエストが終了してゲーム内は落ち着きを取り戻す一方で、ショウの日常は慌ただしさを増していくのだった。
ブラック企業で使い潰され、会社を辞めてしまった藤堂圭太は、コンビニへ向かう途中、少女と犬の幽霊を見かける。その正体は、異世界から地球のダンジョンを探索しに来た魔族だった。魔族の少女のうっかりミスで、規格外の魔力を渡されてしまった圭太は、彼らのダンジョン探索を手伝うことに。さらには、行くあての無い二人を家に住まわせることになり、モフモフわんこと天真爛漫な幼い少女との生活がスタート!冴えない元社畜・現無職の圭太の人生が、魔族達との出会いとダンジョン探索をきっかけに好転しはじめるー!『第8回カクヨムWeb小説コンテスト』現代ファンタジー部門“大賞”受賞作が、大幅改稿で登場!
これは……引きこもり少女の再起の物語である。 「お前ら笑うな。笑うなよ」 「これはシリアス……シリアスな話だったよな?」 「ネットの闇に触れる事件だ。笑うなんて酷いことをしてはいけない」 「なんでトラウマ抱えているのに、無駄に高い演技力で笑いを取りに来れるんだよ!」 少女の配信は後に「絶対に笑ってはいけないVTuberライブ」として伝説となる。 ーThe Show Must Go On- さあ、アリス劇場の始まり始まりーー。