小説むすび | 出版社 : KADOKAWA

出版社 : KADOKAWA

泣き虫令嬢の良縁 婚約破棄されたので職業婦人として生きていくと決めたのに公爵様に溺愛されるので困っています泣き虫令嬢の良縁 婚約破棄されたので職業婦人として生きていくと決めたのに公爵様に溺愛されるので困っています

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KADOKAWA

発売日

2023年10月31日 発売

魔物と瘴気によって、人類滅亡の危機にさらされている世界。 人類存続のため『婚姻統制法』により、人々は貴族の政略結婚を除き、国が決めた相手と結婚する。 泣き虫な伯爵令嬢のティアナは、結婚直前の診察で「子供を産むことが出来ない」と言い渡された。婚約者からもそのことを理由に婚約破棄をされてしまう。 そんな彼女に残された道は貴族であっても働くこと。ティアナは職業婦人として生きていくと決め、とある公爵家の家庭教師となることに! でも、勤め先の公爵家には問題が山積み!? 公爵家の五歳の双子は歴代の家庭教師が長続きしないという問題児たち。 家庭教師が辞める原因は彼らの父である、美貌の公爵にもあるようでーー? どんな困難にも理不尽にもめげずに、愛情をもって向き合い奮闘するティアナに、双子は徐々に心を開いていき、子供には全く興味のなかった公爵にも変化が……!?  「私は子供たちだけではなく、君に会いに来ているんだ」「お願いですから、仕事の邪魔はおやめください!」 これは、理不尽な運命に立ち向かう一人の女性が、大切な人たちと幸せを掴んでいく物語ーー。

私労働小説 ザ・シット・ジョブ私労働小説 ザ・シット・ジョブ

「あたしのシットはあたしが決める」 ベビーシッター、工場の夜間作業員にホステス、社食のまかない、HIV病棟のボランティア等。「底辺託児所」の保育士となるまでに経た数々の「他者のケアをする仕事」を軸に描く、著者初の自伝的小説にして労働文学の新境地。 「自分を愛するってことは、絶えざる闘いなんだよ」 シット・ジョブ(くそみたいに報われない仕事)。店員、作業員、配達員にケアワーカーなどの「当事者」が自分たちの仕事を自虐的に指す言葉だ。 他者のケアを担う者ほど低く扱われる現代社会。自分自身が人間として低い者になっていく感覚があると、人は自分を愛せなくなってしまう。人はパンだけで生きるものではない。だが、薔薇よりもパンなのだ。 数多のシット・ジョブを経験してきた著者が、ソウルを時に燃やし、時に傷つけ、時に再生させた「私労働」の日々、魂の階級闘争を稀代の筆力で綴った連作短編集。 ■声を出さずに泣く階級の子どもがいる。 ■水商売では年齢と美醜で判断されて、失礼な言葉や態度を許容することでお金を貰う。失礼を売り、失礼を買う。失礼は金になるのだ。 ■何かを感じたり、ムカついたりする主体性のある存在として認識しない者は、相手の賃金だけでなく、人間としての主体性さえ搾取している。 ■革命とは転覆ではなく、これまでとは逆方向に回転させることなのかもしれない。 【目次】 第一話 一九八五年の夏、あたしたちはハタチだった 第二話 ぼったくられブルース 第三話 売って、洗って、回す 第四話 スタッフ・ルーム 第五話 ソウルによくない仕事 第六話 パンとケアと薔薇 あとがき ※本書は「小説 野性時代」2021年4月号、22年1月・5月・9月号、23年1月・5月号に掲載された作品を書籍化したものです 第一話 一九八五年の夏、あたしたちはハタチだった 第二話 ぼったくられブルース 第三話 売って、洗って、回す 第四話 スタッフ・ルーム 第五話 ソウルによくない仕事 第六話 パンとケアと薔薇 あとがき

無能才女は悪女になりたい2 〜義妹の身代わりで嫁いだ令嬢、公爵様の溺愛に気づかない〜無能才女は悪女になりたい2 〜義妹の身代わりで嫁いだ令嬢、公爵様の溺愛に気づかない〜

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発売日

2023年10月17日 発売

無事にディランの溺愛に気がつき、王都での暮らしを満喫していたエイヴリル。そこへ王太子・ローレンスが訪れ、ディランとともにある仮面舞踏会に出席するよう依頼される。  ダンスの猛特訓をして臨んだ舞踏会。不測のピンチもエイヴリルの特技で切り抜け任務は完了するが、新たな問題が浮上した。その解決のため、二人はディランの故郷・ランチェスター公爵領へ。  『好色家の老いぼれ公爵様』の二つ名をもつディランの父やその愛人たちともうまく付き合おうと意気込むエイヴリルだったが、到着早々、新入りのメイドに間違われてしまいーー? 第一章 悪女と仮面舞踏会 第二章 悪女のミッション 第三章 新しい依頼 第四章 ランチェスター公爵領へ 第五章 メイド・エイヴリルによる調査 閑話 テレーザ・パンネッラの企み 第六章 婚約者は悪女? 閑話 愛人たちの結束 第七章 悪女はティータイムを満喫する 閑話 ブランドン・ランチェスター 番外編1 ディラン・ランチェスターの手紙 番外編2 ローレンスとアレクサンドラ

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