2000年2月28日発売
宰相・田中角栄と歩んだ女(ひと)宰相・田中角栄と歩んだ女(ひと)
昭和を体現した宰相の伴侶で金庫番、そして「越山会の女王」と呼ばれた佐藤昭子。運命の出会いに始まり、二人三脚で総理にまで登り詰めた男と女の、いまだから明かせる物語。
乳母車の狙撃手乳母車の狙撃手
新米ママに贈られたのは20発の弾丸と拳銃だった…未婚の母になるために刑事の職を辞した羽根栄枝。だが、愛娘・珠代が生後3か月になったとき事件は起きた。ちょっと目を離した隙に、乳母車にいるはずの赤ちゃんがいなくなってしまったのだ。うろたえる栄枝の元に拳銃ザウエルP230が届き、同時に妙な指令が下る。「娘を返して欲しければ、人を撃ち殺せ」。そう彼女は狙撃の名手だった。我が子を救うため、栄枝は「任務」を遂行することを決意する。当代一の人気作家が贈る傑作ミステリー。
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