2004年5月18日発売
暗夜行路 前篇暗夜行路 前篇
祖父と母との不義の子として生まれた宿命に苦悩する人主公時任謙作は、単身、尾道に向い、千光寺の中腹の家を借り、一人住いを始める。しかし、瀬戸内海の穏やかな風光も、彼の心に平安をもたらさない。長年月を費してなった志賀直哉唯一の長篇。
暗夜行路 後篇暗夜行路 後篇
京都での結婚、妻の過失、子どもの死などを経て、舞台は日本海を見おろす大山にー作者が人生と仕事の上で求めてきたものすべてが投入され、描き尽くされた、近代日本文学に圧倒的な影響を及ぼした代表作。
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