2006年3月2日発売
『ドラキュラ』からブンガク『ドラキュラ』からブンガク
キーポイントは、口。メディア・セクシュアリティ・帝国・大飢饉などの歴史。そして、基礎作業として、まず真理と物語の問題。多彩な要素が絡みあいながら、テキストをさまざまに彩ってゆく。
極道はスーツがお好き極道はスーツがお好き
「俺が満足するスーツを作り、それが仕上がるまで愛人を務めれば、借金は帳消しにしてやる」-傲慢な口調で無体な要求を突きつけてきた男、芦澤。高級なスーツを嫌味なく着こなし野生の色香を放つその男の正体は、ヤクザだ。真面目な二代目テーラーの榎田は、老舗の看板を守りたい一心でデンジャラスな世界に足を踏み入れ、男の味をたっぷり教え込まれることに…。危険な愛の仕立て屋稼業。書き下ろし。
傲慢で一途な欲望傲慢で一途な欲望
巨大企業・鷹栖グループの次期総帥と目される、聆一。系列会社の社長に就任するとともに、その身は常に危険に晒され…。そんな彼の専任ボディガードとして、VIP専門の警護で知られるR.C.S.から一人の男が派遣された。6年前、聆一の護衛部隊長を務めていた腕利きエージェント、室生。二人の間には消せない過去があり…。主とボディガードー忠誠の絆で結ばれた主従関係が逆転するミッドナイトLOVE。書き下ろし。
PREV1NEXT