2006年6月25日発売
第九の日第九の日
イギリスで一人旅を続けるケンイチが迷い込んだ「永遠の町」は、人間のいない、ロボットだけの町だった-。なぜ、ぼくたちは、痛みを感じないのか?「心」は神の奇跡なのか?AIとロボティクスの近未来を描いて、瀬名秀明が永遠の命題に挑む、畢生の恋愛科学小説!憧れと驚き、そして歓び。いま、豊穣なる「物語」の力が、世界を救う。
シネマ・シネマ・シネマシネマ・シネマ・シネマ
完成するのか、しないのか。一寸先は闇。映画制作に魅せられ、取り憑かれた人間たちの悪戦苦闘は果てしなく続く。-情熱は道を切り拓くことができるか?極限の人生を送った作家だからこそ持ちうる、深み、洒脱さ。『血と骨』の梁石日が描く、驚天動地の人間ドラマ。
代表作時代小説(平成18年度)代表作時代小説(平成18年度)
活況を呈する歴史・時代小説界。巨匠が、個性派が、持ち味を出し切って描いた傑作を収録。変わらぬロマンと人情の機微に酔いしれる厳選アンソロジー。15作品、15作家収録。
多摩湖・洞爺湖殺人ライン多摩湖・洞爺湖殺人ライン
東京・多摩湖畔の邸宅で、女優から画家に転向した日下部沙織の死体が発見された。第一発見者は夫の稔。稔はプロ野球・湘南シャークスの元エースで、現在は高校時代の友人・榎本一明と人材派遣会社を経営していた。沙織は自分本位な性格で、デザイナーである妹の河村千冬との葛藤も…。やがて第二の事件が北海道の洞爺湖畔で発生。千冬と仕事で知り合った編集者の笹谷美緒は、恋人の数学者・黒江壮とともに事件の謎を追うが、容疑者には鉄壁のアリバイがそびえていたー。
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