2010年3月18日発売
進駐軍がいた少年時代進駐軍がいた少年時代
おじさんの経営する米軍キャバレーで働いていた武士のところに、幼馴染みの寧々子が働きたいとやってきた。ずっと寧々子に恋心を抱いていた武士だが、想いを告げられない過去があった。そんななか、常連客である一人のアメリカ兵が寧々子に近づいてきた。-第11回「講談社Birth」小説部門受賞作(『お父さんの少年時代』を改題)。
ゆきあかりゆきあかり
季節は冬。しおりは学生の頃に暮らした町を3年ぶりに訪れる。ルームシェアをしていた同級生の明里は、司法試験に通りながら弁護士の道を捨て画家となり、3人目の同居人だった恋人の平良とも別れてしまっていた…。ひとつの家で暮らした“3人の関係”はどう変わってしまったのだろう。雪が舞う白い町を舞台に、それぞれの道を歩む3人の心が再び交差する-。第11回「講談社Birth」小説部門受賞作(『雪あかりの町で』を改題)。
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