2013年6月29日発売
自転が減速した地球では、1日が24時間より長くなり、動植物の生態に影響が及び始める。だが、サンフランシスコ郊外のミドル・スクールに通うジュリアにとっては、親友との仲違いや、両親の不仲、はじめてつけるブラジャーや、初恋の行方のほうがよっぽど重大事だったー。
今度はキョートで殺す。twitter活劇、新章開幕。ここから読んでも問題なし、いやむしろここから読むべし。ドラマCD付特装版。
皇女の婚礼の準備が進む“庭園”で、瞼に書かれた物語はふたたび始まる「飢えた王の物語」「蜥蜴の教訓の物語」「シナモンの靴の物語」…そしてすべての物語は収束し、驚異の結末を迎える奇書のなかの奇書。果てしなき『千一夜物語』。ミソピーイク賞受賞。
空襲が迫るロンドン。この街で1年余りを過ごしたアメリカ育ちのわたしに、チャーチル首相の秘書としてタイピストにならないかという話が舞い込んでくる。自らの能力に見合った職ではないことに苛立ちを感じながらも、わたしはその申し出を受け入れた。首相官邸をめぐるいくつもの謀略が待ち構えていることなど知るはずもなく。才気煥発なマギーの活躍を描く、魅力のシリーズ開幕編。
寒風が肌を刺す1月、デントン署管内はさながら犯罪見本市と化していた。幼い少女が行方不明になり、売春婦が次々に殺され、ショットガン強盗にフーリガンの一団、“怪盗枕カヴァー”といった傍迷惑な輩が好き勝手に暴れる始末。われらが名物親爺フロスト警部は、とことん無能な部下に手を焼きつつ、人手不足の影響でまたも休みなしの活動を強いられる…。大人気警察小説第5弾。
冬のデントン市内で起きた事件の数々は、大半が未解決のままだった。少女誘拐の容疑者は不在となり、売春婦を狙う殺人犯はいまだ野放し。マレット署長の小言には無視を決め込み、モーガン刑事の相次ぐ失態はごまかしてきたが、それも限界だ。どでかい失策に州警察本部の調査が入るわ、“超能力者”が押しかけるわでデントン署は機能不全の瀬戸際、フロスト警部もついに降参か!?
星の王子さま、活動弁士・澤登翠と出会う。『星の王子さま』刊行70周年記念、日本語全文朗読CDブック誕生。日本独自の話芸「活弁(かつべん)」を継承し、日本はもとより海外でも活躍中の澤登翠。多彩な語り口で、王子さまはもちろん、王さま、点灯夫、蛇…すべての登場人物が、詩情あふれる音楽とともに、生き生きと私たちの目の前に現われます。原作理解を深め、「声」を聴く力と想像力を養う、大きな活字で読みやすい日本語全文朗読CDブック。(CD2枚付/収録時間2h30)。