2014年11月19日発売
白川丹波は、伊勢神宮から江戸の日本橋にある姫子島神社にやってきた神主。由緒はあるが寂れた神社を立て直そうと氏子たちを集めるが、揃いも揃って曲者ばかり。だがそんな神社にも、人々は悩みを抱えてやってくる。牢抜け、切腹、やくざな息子に迷子札。助けを求める人々の心を祓い清めるため、一風変わった若き禰宜(神主)は意外な方法で“禊ぎ”を行い地域の危機を救ってゆく。感動あふれる痛快人情時代小説、シリーズ開幕!
反政府的な立場を貫いたために、国を追われた人気作家・三宅。父親が去ってから、公安警察に四六時中見張られている娘の志穂の耳に、三宅の訃報が届く。遺骨を引き取ろうと、北欧の町へ向かう。飛行機の出発を待っていると、政府の要人である中田が乗り込んできた。志穂の見張りと、三宅の死が確実なものか、確かめるためらしいのだが…。最果ての地で、志穂と中田を待ち受けていた衝撃の真実とは…。サスペンス・ロマン。
かつて実戦空手の最高峰「無双塾」で鍛練に励んだ藤堂忠之。先輩から預かった貧乏道場の再建を目指すものの、お人好しな性格も相まって、いつもトラブルの矢面に立たされることに。暴力団に追われる空手家、武力行使も辞さない自警団のリーダー、素性を偽る女子高生。一筋縄ではいかない入門希望者たちを相手に、藤堂の奮闘が再びはじまる!鮮やかなアクションシーンで描かれる、笑って泣ける青春格闘小説第2弾!!
12歳の天才ヴァイオリニスト、ミシェルが辿り着いたのは、とある高名な音楽家が住むという不気味な洋館であった。そこで出会ったのはクロエと名乗る不思議な雰囲気を持つ少女。クロエが呪いから解放されるには、ミシェルの協力が必要だと言うのだが…?2014年No.1フリーホラーゲーム待望のノベル化。
慶長五年九月十五日(一六〇〇年十月二十一日)。天下分け目の大戦ーー関ヶ原の戦いが勃発。--なぜ、勝てたのかーー東軍伊東潤(徳川家康)天野純希(織田有楽斎)吉川永青(可児才蔵)--負ける戦だったのかーー西軍葉室麟(石田三成)上田秀人(宇喜多秀家)矢野隆(島津義弘)--そして、両軍の運命を握る男ーー冲方丁(小早川秀秋)当代の人気作家七人が参陣。日本史上最大の決戦を、男たちが熱く描いた「競作長編」。 慶長五年九月十五日(一六〇〇年十月二十一日)。 天下分け目の大戦ーー関ヶ原の戦いが勃発。 ーーなぜ、勝てたのかーー 東軍 伊東潤(徳川家康) 天野純希(織田有楽斎) 吉川永青(可児才蔵) ーー負ける戦だったのかーー 西軍 葉室麟(石田三成) 上田秀人(宇喜多秀家) 矢野隆(島津義弘) ーーそして、両軍の運命を握る男ーー 冲方丁(小早川秀秋) 当代の人気作家7人が参陣。 日本史上最大の決戦を、男たちが熱く描いた「競作長編」。 「人を致して」 伊東潤 「笹を噛ませよ」 吉川永青 「有楽斎の城」 天野純希 「無為秀家」 上田秀人 「丸に十文字」 矢野隆 「真紅の米」 冲方丁 「孤狼なり」 葉室麟