2014年6月21日発売
タイタス・アウェイクスタイタス・アウェイクス
“ゴーメンガースト”はもともと三部作として構想されたものではなかった。著者は第四部を構想しアイディアを遺していた。夫亡きあと、夫人が書き上げた。故郷を離れたタイタスは彷徨を重ねる。奇矯な人々に出会い、様々な出来事に遭遇するも、安住の地を見いだせず、終わりなき探索を続けるタイタス。ディケンズに譬えられる、幻想文学の最高峰シリーズ幻の最終刊刊行。
窓から逃げた100歳老人窓から逃げた100歳老人
お祝いなんてまっぴらごめん!100歳の誕生日パーティの当日、アラン・カールソンは老人ホームの窓から逃走した。ひょんなことからギャング団の大金を奪ってしまい、アランの追っ手は増えていく。けれども、当の本人はなるようになるさとどこ吹く風。それもそのはず、アランは爆弾つくりの専門家として、フランコ将軍やトルーマン、スターリン、毛沢東ら各国要人と渡り合い、数々の修羅場をくぐり抜けてきた過去の持ち主だったのだ。20世紀の歴史的事件の陰にアランあり!過去と現在が交錯するなか、次々展開するハチャメチャ老人の笑撃・爆弾コメディ、日本初上陸!
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