2014年9月24日発売
超敏感体質ゆえ妓楼に売られる寸前だった春蕾を後宮に引き取った皇帝は、傲岸かつ冷血。視姦しつつの言葉責め、拘束しての甘い拷問ーー幾度も導かれる絶頂。気を失うまで快感を与え愛玩物のように愉しむなんて……。
相州と上州、それぞれの関所破り。十兵衛いかに始末をつける 保土ヶ谷の道案内角太郎を殺した河童の六こと六蔵を追って関東取締出役の桑山十兵衛は、河童の六の出身である相州の松田惣領まで、足を延ばす道すがら、溝口にて鐘撞き講で金を集める破れ坊主を懲らしめる。 だが、肝心の河童の六はとりにがし、保土ヶ谷の一件は、わからずじまいとなって江戸へと戻ってきた。 江戸へ戻った十兵衛を待っていたのは、日光例幣使街道の上州玉村宿のそばにある竹田村で、朝早くに川向こうの穂波村から、鉄砲の玉が飛んできたという訴えだった。時を同じくして、玉村では道案内が殺され、その下手人である侠客定次郎は子分を連れてそのまま姿を消したという。鉄砲をきっかけに、穂波村に立ち寄った定次郎一味の足跡を見つけられると考えた十兵衛は、玉村の道案内の後任を決める必要もあり、今度は上州へと向かう。 破れかぶれになり、関所破りで、せめて名を上げようとする侠客定次郎一味。 そして、河童の六は、いずこへ流れたのか。それぞれの関所破りは、思わぬ方向へと展開をみせる……。十兵衛は、首尾よく彼らを捕えることができるのか。 人の欲を見つめて、関八州を経巡る十兵衛がつける、侠客たちへの意外にな始末とは。 ご存じ、人気時代小説・八州廻り桑山十兵衛シリーズ待望の第九巻。
男気あふれる昔ながらのヤンキー・尚弥が、上昇志向もなくダラダラ生きるマイルドヤンキーたちが通う高校に転校し、ひょんなことから水球を行うように。ライバルの強豪校を倒し、仲間とともに“ミズタマ”でてっぺんを取ろうと誓う…。アツイ男・尚弥&クールな龍二…ミズタマで結ばれた絆!友情、恋、そして水球!青春群像ストーリー。日本初、水球をモチーフにしたフジテレビ系大人気ドラマが青春小説として蘇る!