2015年4月27日発売
歩道橋の魔術師歩道橋の魔術師
幼年時代の懐かしい匂い、よみがえる魔法の時間。1980年代初頭、台北。物売りが立つ歩道橋には、子供たちに不思議なマジックを披露する「魔術師」がいたー。台湾で今もっとも旬な若手による、ノスタルジックな連作短篇集。
悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと
『ネコは、ごはんを何日食べなければ死にますか?』とあるパチンコ店の前に置かれている一冊の「里親探しノート」に、そんな奇妙なことが書かれてあった。ただなんとなく生きている店員の五郎、現実逃避している常連客たち…。この一冊のノートにより、それぞれの運命の歯車が動き出し、生きる意味と向き合うこととなる。
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