小説むすび | 2016年10月15日発売

2016年10月15日発売

十二人の死にたい子どもたち十二人の死にたい子どもたち

『マルドゥック・スクランブル』『天地明察』を経て、冲方丁がデビュー20年目にはじめて書く現代長編ミステリー! 廃業した病院にやってくる、十二人の子どもたち。建物に入り、金庫をあけると、中には1から12までの数字が並べられている。この場へ集う十二人は、一人ずつこの数字を手にとり、「集いの場」へおもむく決まりだった。 初対面同士の子どもたちの目的は、みなで安楽死をすること。十二人が集まり、すんなり「実行」できるはずだった。しかし、「集いの場」に用意されていたベッドには、すでに一人の少年が横たわっていたーー。 彼は一体誰なのか。自殺か、他殺か。このまま「実行」してもよいのか。この集いの原則「全員一致」にのっとり、子どもたちは多数決を取る。不測の事態を前に、議論し、互いを観察し、状況から謎を推理していく。彼らが辿り着く結論は。そして、この集いの本当の目的はーー。 性格も価値観も育った環境も違う十二人がぶつけ合う、それぞれの死にたい理由。俊英・冲方丁が描く、思春期の煌めきと切なさが詰まった傑作。

剣士を目指して入学したのに魔法適性9999なんですけど!?剣士を目指して入学したのに魔法適性9999なんですけど!?

「小説家になろう」で四半期ランキング第4位になった人気爆発のファンタジー。 コンテンツポータルサイト「ツギクル」でも全作品中で第1位の評価を獲得している。 才能あふれすぎ9歳児の痛快ファンタジー、登場! 連載わずか3ヶ月で驚異の4,700,000PVを記録した大人気作、早くも書籍化です! 「でも、私は戦士学科で剣士になりたいんです!」 一流の剣士を目指す少女ローラは、わずか9歳で冒険者学校に合格。 「剣士の友達がたくさんできたらいいな」と期待に胸を膨らませるーー。 そして迎えた入学式の日。 彼女は剣の適性値測定で驚異の107点を記録。並みの生徒は50〜60なので、ローラは間違いなく剣の天才だ。 ところが、ついでに魔法の適性値も測ったところ……なんと『全属性9999』!! 前代未聞の圧倒的数値に学園中が大騒然。魔法学科へ即・転籍決定♪ 剣士になりたい願いとは裏腹に、ローラは超天才魔法使いとしてすくすく急成長。 あっという間に魔法学科のどの先生よりも強くなってしまい…… 才能あふれすぎ9歳児の痛快ファンタジー、ここに登場!

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