2016年10月26日発売
笑って涙して心温まるプラネタリウムー星とあなたの物語!秋の星座は「未来」へつなぐ「希望」“親子3人”は本当の家族になれるのか!?人生讃歌エンタメ小説、ここに完結!
東洋新聞はIT企業からの買収宣告を受けた。経営権が移れば、記事はウェブファーストに移行し、宅配数の少ない営業所は閉鎖。海外特派員制度もなくなる。そのIT企業の会長を裏で操る権藤は、かつて東洋新聞にいた記者だった。社会部デスクの安芸は、パソコン音痴で、飲み会の店も足で探す。斜陽産業で魂を懸けて働く安芸たちは、徹底抗戦を決意する。だが時代の流れは止められない。記者魂を懸けた最後の攻防戦がいま始まる。『ミッドナイト・ジャーナル』の著者による一気読みエンターテイメント。
西洋と東洋の芸術を融合し、新しい陶芸の世界を切り拓いたイギリス人陶芸家バーナード・リーチ。日本を愛し日本に愛されたその半生を二代にわたり弟子となった名も無き父子の視点から描く感動長編。
警察官を定年退職した神場智則は、妻の香代子とお遍路の旅に出た。42年の警察官人生を振り返る旅の途中で、神場は幼女殺害事件の発生を知り、動揺する。16年前、自らも捜査に加わり、犯人逮捕に至った事件に酷似していたのだ。神場の心に深い傷と悔恨を残した、あの事件にー。元警察官が真実を追う、慟哭のミステリー。
つぶやき芸の作者によるサバイバル人生劇場 人間のおかしみを抽出した小説。ひねりのきいた真相。泣いたーー乙一氏。 はじめて、小説で声に出して笑った。そしてラストに向かっての切なさと感動。凄い!つぶやき!--三村マサカズ氏 細部で笑わせながらも、ドラマとしてダイナミックなうねりもある、理想的な小説。中盤で必ず「おおっ」となりますーー和田竜氏 家に遊びに来た長女の彼氏にいいところを見せるために考えたヘネシー作戦とは? 息子を野球とサッカーの史上初の二刀流に育てるための前代未聞の秘策とは? そして、念願のスーパー店長への長く険しい道の果てに待っていた、予想外の結末とは? 伊澤春男、45歳。スーパー勤務。一見平凡な日常は、きょうも彼の脳内で戦場と化すーー。 Twitterフォロワー約70万人の作者が、卓越した観察眼で描きつくした、七転八倒中年男の笑いと涙のサバイバル人生劇場。 カバーイラスト・西加奈子氏。
秀吉の弟であり、最も古くからの家臣でもあり、家臣として最大の領地と最高の階位を得た男。だが、豊臣秀長は、なぜか語られずに来た。巨大化する豊臣家臣団をまとめ、厳格な情報管理体制を敷き、その上、鋭い財政感覚と蓄財能力を持った「補佐役」。秀吉という光を支える影に徹した一生を描く名作。