2016年12月31日発売
春に散る 下春に散る 下
男たちのもとへ現れた若きボクサー。才能あふれる彼に、いったい何を手渡してやれるだろう?叶わなかった夢の続きを、おまえに託す。人生の終盤にたどり着く「幸せ」のかたちを問う感動巨編!
呪詛の文呪詛の文
八代将軍吉宗の世子・長福丸が病に倒れたという知らせが入る。吉宗の命を受けて西の丸へ入った御広敷用人の水城聡四郎は、毒が盛られたことに気付く。一方、竹姫が長福丸の病平癒祈願で寺社を参詣することとなった。狙われる竹姫を聡四郎は守りきれるのか。そして、関わりの者たちを苦しめられた吉宗が、ついにとった行動とは…。大人気シリーズ、待望の第十一弾。
サーベル警視庁サーベル警視庁
明治38年7月。国民が日露戦争の行方を見守るなか、警視庁第一部第一課の電話のベルが鳴ったー。殺された帝国大学講師・高島は急進派で日本古来の文化の排斥論者だという。同日、陸軍大佐・本庄も高島と同じく、鋭い刃物で一突きに殺されたとの知らせが…。警視庁第一部第一課は、伯爵の孫で探偵の西小路や、元新選組三番隊組長で警視庁にも在籍していた斎藤一改め藤田五郎とともに捜査を進めていくがー。帝国大学講師・夏日漱石、小泉八雲、ラファエル・フォン・ケーベルなど伝説の講師陣も登場!警察小説の第一人者が、初の明治警察に挑む!
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