小説むすび | 2016年2月23日発売

2016年2月23日発売

カナリア恋唄 お狂言師歌吉うきよ暦カナリア恋唄 お狂言師歌吉うきよ暦

出版社

講談社

発売日

2016年2月23日 発売

頬に傷痕のあるお吉は押しも押されぬお狂言師。お小人目付けの日向新吾と互いに想い合う仲だが、日向には縁談が持ち上がる。弘化五年、赤坂御門外での事件から、将軍の寵愛をほしいままにしているお琴の様方をめぐる、女子同士の色模様という、面妖な企てが浮かび上がってくる。はたしてお吉の想いは届くのか、そして大奥の謀議は明かされるのか。文字通り我が身を削って書き継いだ著者渾身の遺作、抜群の面白さ。 頬に傷痕のあるお吉は、押しも押されぬお狂言師。お小人目付けの日向新吾と互いに想い合う仲だが、日向には縁談が持ち上がる。 弘化五年、赤坂御門外での事件から、将軍の寵愛をほしいままにしているお琴の様方をめぐる面妖な企てが浮かび上がってくる。 はたしてお吉の想いは届くのか、そして大奥の怪しい女子同士の色模様にまつわる謀議は明かされるのかーー。 文字通り我が身を削って書き継いだ、著者渾身の遺作、 抜群の面白さ。 1 わかれ道 2 その秋の夜 3 といちはいち 4 愛しいひと 5 カナリア 6 それぞれの胸底 7 ふくら雀は家紋にござる 解説   加賀まりこ「妹に」 細谷正充「早すぎた永訣」

たそがれどきに見つけたものたそがれどきに見つけたもの

出版社

講談社

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2016年2月23日 発売

もう若くない、まだ若い、そんな複雑な気持ちを抱えた、人生の折り返し地点にきた女と男が抱える様々な問題ーー家族、仕事、そして恋愛ーーを切り取る、短編集。「たそがれどきに見つけたもの」「その日、その夜」「末成り」「ホール・ニュー・ワールド」「王子と温泉」「さようなら、妻」 「たそがれどきに見つけたもの」--SNSで高校時代の友だちに久しぶりに再会。彼女はまだ、そのときのことを引きずっているようで。 「その日、その夜」--きむ子は思った。(お尻、出したまま死ぬのはいやだなあ)と。 「末成り」--ちょっと話を盛りすぎちゃったかな……ゼンコ姐さんー内田善子は家に帰って、服を脱ぎ濃いめのメイクを落としながら考える 「ホール・ニュー・ワールド」--コンビニのパート先でちょっと話すようになった朴くんに、淡い恋心を抱く智子。朴くんも、やぶさかではないんじゃないかと思っている。 「王子と温泉」--結婚して、子どもが生まれてから初めてのひとり旅。夫と娘に送り出されて行った先は、贔屓にしている”王子”との温泉ツアーだった。 「さようなら、妻」--1985年、6月。妻と初めてふたりきりで会った日。彼女はあじさい柄のワンピースを着ていた。 「たそがれどきに見つけたもの」 「その日、その夜」 「末成り」 「ホール・ニュー・ワールド」 「王子と温泉」 「さようなら、妻」

教場2教場2

出版社

小学館

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2016年2月23日 発売

大ヒット警察学校小説、待望の続編! ●第一話 創傷(そうしょう) 初任科第百期短期課程の桐沢篤は、風間教場に編入された不運を呪っていた。医師から警察官に転職した桐沢は、ゴールデンウイーク明けに最初の洗礼を受ける。 ●第二話 心眼 風間教場では、備品の盗難が相次いでいた。盗まれたのは、PCのマウス、ファーストミット、マレット(木琴を叩く枹)。単独では使い道のないものばかりだ。 ●第三話 罰則 津木田卓は、プールでの救助訓練が嫌でたまらなかった。教官の貞方は屈強な体格のスパルタ教師で、特に潜水の練習はきつい。本気で殺されると思ってしまうほどだ。 ●第四話 敬慕 菱沼羽津希は、自分のことを初任科第百期短期課程のなかでも特別な存在だと思っている。広告塔として白羽の矢が立つのは、容姿に秀でている自分なのだ。 ●第五話 机上 仁志川鴻は、将来の配属先として刑事課強行犯係を強く希望している。元刑事だという教官の風間には、殺人捜査の模擬実習を提案しているところだ。 ●第六話 奉職 警察学校時代の成績は、昇進や昇級、人事異動等ことあるごとに参照される。美浦亮真は、同期で親友の桐沢篤が総代候補と目されるなか、大きな試練に直面していた。 【編集担当からのおすすめ情報】 週刊文春「2013年ミステリー部門」第一位に輝き、 2014年本屋大賞にもノミネートされ、 警察小説に新機軸を打ち出したベストセラー、いよいよ続編登場! もちろん、白髪隻眼の教官・風間公親は健在!

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