2017年7月15日発売
「べーーべべべ」 「べ?」 首を傾げるフォロンの顔を指差しながらコーティカルテは叫ぶ様に言った。 「べ、べつに、あなたとなんかいっしょにしょくじがしたいわけじゃないんだからねっ!」 「えっと。その…………ひょっとして、熱でもある?」 「たわけええええええええええッ!!」 ある平和な昼の時間。ツゲ神曲楽士派遣事務所でその事件は起こった。 コーティカルテがおかしなことを言い出したのだ。それも明らかに間違った方向で。 だが、その言動の裏には、コーティカルテの深いふかぁ~~い思惑があったりなかったり。 「ツンデレなんかもう旧いんです! きっと先輩が好きなのは……」な「パフォーマンス・クリムゾン」をはじめ、 脱力からチェイス、レンバルトの過去話、とどこから読んでも楽しめる珠玉の6本が入ったクリムゾンシリーズ第8弾。
あるところに旅する魔女がいました。名前はイレイナ。 まだ見ぬ景色、偶然のめぐり逢わせを求め、ひたすらに旅を続けます。 今回出会うのは、ポンコツな女スパイ、懐かしい黒髪の少女、 毒林檎を食べた女性、名探偵、美食家と読書家、自称・美少女歴史家、 水没した街の魔法使い、飛竜、氷の街の怪物、「薔薇の魔女」。 そして、眠るごとに全ての記憶を失う、謎の少女アムネシア。 イレイナは、この少女が目指す「ある国」まで同行する事になります。 「泣き止んだら、旅の続きをしましょう?」 唯一の手掛かりはアムネシアの日記帳だけ。 この二人旅の終焉にはいったい何が待っているのでしょうか。 「私も忘れません。あなた達のこと」 第一章:忘却の都 第二章:虚構の魔女 第三章:好き嫌い 第四章:林檎殺人事件 第五章:とるにたらない物語 第六章:水没街区 第七章:忘却紀行のアムネシア 弟八章:勇者と飛竜と生贄と 第九章:街は氷に覆われて 第十章:忘却帰郷のアムネシア
なんとか無事童貞喪失のピンチを乗り越えた(?)、ごくごく普通の高校生カゼハヤ・ソータ。バブみがある人魚姫・レミスまでゲットして、相変わらず異世界アーテルハイドで自由な生活を謳歌していたソータの下に、ついに魔王復活の報がもたらされた!…が。小説家になろう発!大人気モンスター育成ファンタジー第5弾!
「この職業は、覇王として振る舞えば振る舞うほど、俺の力を強化するー!」成人すると神託によって職業が与えられる聖獅子王国。ところが、弱小領主の弟であるアルスロッドが与えられた職業はーなんと“オダノブナガ”!?“剣士”や“パン職人”といったよくある職業とは全く異なる、職業かすらも定かではない謎の言葉。だがそれは、異世界の覇王・織田信長の経験を共有し、しかも戦でも自身や軍隊を強化できるチート職業だった!覇道を運命づけられた少年が圧倒的な力と軍略で成り上がる!