小説むすび | 2017年8月23日発売

2017年8月23日発売

Ank: a mirroring apeAnk: a mirroring ape

著者

佐藤究

出版社

講談社

発売日

2017年8月23日 発売

2026年、多数の死者を出した京都暴動(キョート・ライオット)。ウィルス、病原菌、化学物質、テロ攻撃の可能性もない。人類が初めてまみえる災厄はなぜ起こったのか。発端はたった一頭の類人猿、東アフリカからきた「アンク(鏡)」という名のチンパンジーだった。一人の霊長類研究者が壮大すぎる謎に立ち向かう。乱歩賞『QJKJQ』で衝撃の”デビュー”を果たした著者による、世界レベルの超絶エンターテインメント! 2026年、多数の死者を出した京都暴動(キョート・ライオット)。 ウィルス、病原菌、化学物質が原因ではない。そしてテロ攻撃の可能性もない。 人類が初めてまみえる災厄は、なぜ起こったのか。 発端はたった一頭の類人猿(エイプ)、東アフリカからきた「アンク(鏡)」という名のチンパンジーだった。 AI研究から転身した世界的天才ダニエル・キュイが創設した霊長類研究施設「京都ムーンウォッチャーズ・プロジェクト」、通称KMWP。 センター長を務める鈴木望にとって、霊長類研究とは、なぜ唯一人間だけが言語や意識を獲得できたのか、ひいては、どうやって我々が生まれたのかを知るためのものだった。 災厄を引き起こした「アンク」にその鍵をみた望は、最悪の状況下、たった一人渦中に身を投じるーー。 江戸川乱歩賞『QJKJQ』で衝撃の”デビュー”を果たした著者による、戦慄の受賞第一作! 我々はどこから来て、どこへ行くのかーー。人類史の驚異の旅(オデッセイ)へと誘う、世界レベルの超絶エンターテインメント!! プロローグ 1 霊長類研究者 2 これは感染爆発ではない 3 超暴動 4 かつてこうであったもの エピローグ

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