小説むすび | 2018年5月8日発売

2018年5月8日発売

32歳ひとり不幸OLが幸せ引き寄せちゃう話32歳ひとり不幸OLが幸せ引き寄せちゃう話

出版社

小学館

発売日

2018年5月8日 発売

絶対ハッピーになる方法、妖精が教えます! コピーライターの吉永杏珠は、都内の広告代理店にかれこれ勤続10年の32歳おひとりさま女子だ。それなりの仕事とお給料があって、長い付きあいの彼氏も一応いる。だけど最近、公私ともにトラブルの連続で、気がつい たら不幸のどん底に落っこちてしまった。自分をとりまく環境への苛立ちと、ダメな自分への嫌悪感で身動きがとれなくなっていたある夜、突然ひとり暮らしの部屋にクラッカーのはぜる音が鳴り響く。 「おめでとうございまーす!! あなたには天界のキャンペーンで一億人にひとりが当選する、幸せへのヒントを知る権利が与えられましたー!!」 ハイテンションに登場したのは、くるくる巻いた髪とゴテゴテのゴスロリ衣装に身を包んだ愛の妖精ヴィクトリカ(自称三百歳)と、そのダンナを名乗るクマのぬいぐるみの妖精クラウド。ふたりは不幸な杏珠に、「引き寄せの法則」でハッピーになる方法を授けてくれると言うのだが……。 使えるアドバイス満載! 人生がうまくいかなくて疲れちゃったすべての人に贈る実践型小説、ここに誕生!

こっこ屋のお狐さまこっこ屋のお狐さま

出版社

小学館

発売日

2018年5月8日 発売

街の便利屋さん、社長は実は黒狐でした。 --ちょっと不思議でなかなかハードな便利屋稼業。でも社長は……実は、お狐さま、だったんです……。 大学は卒業したものの就職に失敗して只今絶賛無職中の白石倭香は23歳。自己嫌悪でゆううつなのはもちろんだが、実家住まいなのでずっとこの立場でいるのは少々肩身が狭い。 ある日、大好きだった祖父の遺品整理の手伝いに「こっこ屋」と名乗る便利屋が、倭香の自宅へやってきた。ずいぶんかわいい社名だが、由来は別にかわいくもなんでもなく、同じ名古屋市内の狐坂に事務所を構えているから「黒狐」--つまり「こっこ」のなんでも屋、ということらしい。社長の黒木はすごいイケメンで、まだ若いけれど仕事もできる男だ。ところがわけあって一緒に行動するうちに、倭香はこの黒木のとんでもない秘密を偶然知ってしまう。そこで、秘密を絶対にバラさないという交換条件で「うちで雇ってやる」と黒木は告げ、求職中の倭香はずっと欲しかった「採用」の二文字につられて「こっこ屋」に入ることに。 なぜか人外ばかりの事務所に、たったひとり人間の社員として就職してしまったの勤務状況とは!?

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