2018年6月19日発売
容姿端麗!文武両道!誰もが羨む完璧JK。そんな“美妹”な妹・うまるは玄関をくぐると…「食う・寝る・遊ぶ」の“干物妹”に!!もちろんうまるは小説でもフリーダム!!うまるたち仲良し4人組が過ごした荒矢田高校。春は体育祭で海老名ちゃんが大活躍!?夏は肝試しにきりえが挑戦!?秋は京都へ修学旅行!!冬はみんなで頑張った文化祭…。高校での春夏秋冬の輝くスクールライフ秘話をノベライズ!!
WJの大ヒット漫画『封神演義』のスピンオフ小説が登場!! 歴史の道標なき時代。申公豹は新たな歴史書を作るため、普賢真人、聞仲、趙公明、黄天化を取材しに神界を訪れた……。
『岸辺露伴は動かない』初の短編小説集! 杜王町在住の漫画家・岸辺露伴。漫画のためにリアリティを追求する彼が遭遇する奇妙な事件とは!? UJ付録の4編+書き下ろしの、5つのストーリーを収録!
海外ボランティア医師団の活動を終え日本へ帰国した橘和都。彼女が東京で出会ったのは、イギリス生まれで日本人女性の捜査コンサルタント・シャーロックだった!シャーロックの人間離れした観察眼と知識、推理力を武器に、次々と難事件を解決し、人間の心の闇に迫る!史上最も美しいシャーロック・ホームズをノベライズ!
マークスの原理主義者グレク336は、オーストラリアの海岸町メルヴィルから逃走したのち、ふたたびチベットの町シシャ・ロルヴィクにやってきていた。プシ・トラストのメンバーたちがいる司令本部“思考タンク”を攻撃し、時間ダムを破壊するつもりらしい。テラ政府および宇宙ハンザの上層部は、宇宙駅ルックアウト・ステーションから新世代マークス12名を連れてきて、グレク336を説得してもらおうと作戦を練るが!?
それは人体に寄生し、人間を狂暴な怪物へと変えてしまう。この宇宙からの敵に対抗すべく、全世界から選び抜かれ鍛え上げられた殺しの専門家たち、それが国際秘密機関“ゾンビー・ハンター”だった。大事故から奇跡的に回復した天才レーサーの田村俊夫は、再起に必要な大金と引き換えに、この秘密組織に身を投じる。任務はただひとつ、ゾンビーに寄生された人間を暗殺することだったが…。“ウルフガイ”『幻魔大戦』と並ぶ代表作の合本版。
地球征服を目論みながら、死闘の末に光の国のウルトラ戦士たちの手で野望を打ち砕かれたヴェンダリスタ星人。しかし、辛うじて生き残ったキップ・ラト・メイスは、超常の力で全人類に屈服を強いていたー。一方で、彼ら同様に唯一生き残ったウルトラの聖女ティアは、なおも抗戦を続けるために、心ある人間たちを光の国の“飛び地”でウルトラ化する。二柳日々輝は、ウルトラマンデュアルとして地球を救う戦いに身を投じる!
刑事のエリザベスは、少女監禁犯を拷問の上で射殺したとして、激しい批判にさらされていた。州警察が内部調査に乗り出すが、彼女には真実を明かせない理由があった。同じ頃、元警官のエイドリアンが刑務所から仮釈放された。ある女を殺した罪をみずから認め、服役していたのだ。しかし同僚だったエリザベスは尊敬する彼の潔白を信じていた。エイドリアンは嘘の証言をしたのか?刑務所の外には、彼を待ち受ける銃口が…。
エイドリアンの出所後間もなく、女性の絞殺体が発見された。しかも、かつて彼が殺人を犯したとされる同じ教会の同じ祭壇でだ。これは連続殺人なのか?疑惑の目がエイドリアンに集まる。エリザベスは停職中ながら、彼の無実を証明すべく無謀な捜査を進めるが…。様々な秘密を抱えた女と男の道はやがてひとつに繋がり、邪悪な真実が明かされる!アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)二冠作家が放つ、渾身の傑作!
ロサンゼルスに住む黒人青年アイゼイアは“IQ”と呼ばれる探偵だ。ある事情から大金が必要になった彼は腐れ縁の相棒の口利きで大物ラッパーから仕事を請け負うことに。だがそれは「謎の巨犬を使う殺し屋を探し出せ」という異様なものだった!奇妙な事件の謎を全力で追うIQ。そんな彼が探偵として生きる契機となった凄絶な過去とはー。新たなる“シャーロック・ホームズ”の誕生と活躍を描く、新人賞三冠受賞作!
スイスの町で、ドイツ語教室に通いはじめたアメリカ人のアナ。教室や町に満ちるよくわからない言葉と、彼女に誘いをかけてくるわかりやすい男たち。わからない言葉を盾にして、かたくなに秘密と憂鬱を抱えこむアナは、嘘をついて男たちと情事を重ねるが…。詩人作家が独特の文章で孤独をつづった文芸長篇。
突如、月が七つに分裂した!原因は不明だったが、その月のかけらがやがて指数関数的に衝突を繰り返し、二年後には無数の隕石となって地球に落ちると判明する。その結果、数千年続く灼熱地獄“ハード・レイン”が起こり、地球上のすべてが不毛の地となるだろう、と。人類という種を残すため人々は宇宙に活路を求め、各国政府が協調して、国際宇宙ステーションを核とした「宇宙の箱舟」をつくることになるが…。新作が次々とベストセラーリスト入りする、アメリカ・エンターテインメント界を代表する作家ニール・スティーヴンスンの、人類の未来を俯瞰する破滅パニック大作、開幕!
匠の技巧が発揮された傑作短篇集 「猫と鼠」猫が鼠を台所で追いかけている。鼠はフロアランプを避けるべく二つに分裂し、猫は壁に激突、アコーディオンのように体がひだひだに折りたたまれ、そこから音楽が流れでる。猫は鼠との追いかけっこ、知恵比べで絶対に勝てないと分かっていながら、鼠を捕まえたい欲求がつのるばかり……鼠が赤いハンカチで猫の体を拭きとり、鼠も自らを拭きとりはじめ……。 アニメ『トムとジェリー』の楽しいドタバタを想起させるが、こうしてミルハウザーの手にかかると、息もつかせぬ速い展開と、細部にわたる滑稽かつ残酷な描写に翻弄されてしまう。とうていありえない状況にもかかわらず、「ミルハウザーの世界」に一気に読者を引き込む描写は、さらに凄みを増している。 ほかにも、周囲から無視しつづけられた少女の体が文字通り消える「屋根裏部屋」、バベルの塔をめぐるパロディ「塔」、森の向こうにある町への憧憬「もうひとつの町」、エジソンの助手による偽の日記「ウェストオレンジの魔術師」など。「オープニング漫画」、「消滅芸」、「ありえない建築」、「異端の歴史」の4部構成で、13篇を収録。