2019年5月1日発売
30年ほど時を遡って異世界にある父王の国にトリップしてしまった枢は、騎士ルースに出会い相思相愛の仲となる。枢は両親が出会い己が生まれる未来とルースを守るために父王の国を勝利に導く決意をするが、やがてルースと異世界で生きることを望むようになる。だが母から聞いていた未来の物語に「堕ちたる星」である枢は存在しない。異世界の歴史に「日本人」が介入してきた痕跡を発見し世界の謎に迫るなか、枢はある選択を迫られることになり…!?
雄英高校に「文化祭」の季節がやってきた! デクたちA組の活躍のみならず、B組の「演劇」や、美を競い合う「ミスコン」に迫った物語を収録! 他にも、「お祭り」をテーマにしたエピソードをお届けするぞ!!
虎杖の死の直前から、交流会開始までの空白の物語が描かれる小説版が登場! 里桜高校での事件後、虎杖はある呪いに悩む少年と出会う。しかし、その呪いは倒しても倒しても蘇り、少年を苦しめる特殊な呪いだった!順平を助けられなかった後悔から虎杖は自信を喪失していくが、そこで五条はある問いを投げかけ... 他にも虎杖と伏黒の秋葉原散策、五条と七海の北海道出張、真人とある老人の交流、伊地知のお仕事大公開と、大ボリュームでお届け!
六カ月の停職から復帰したパリ警視庁警視正のアンヌ・カペスタンは、新結成された特別捜査班を率いることを命じられる。しかし、あてがわれたオフィスは古いビルの一角。集められたメンバーは、売れっ子警察小説家(兼警部)、大酒飲み、組んだ相手が次々事故に遭う不運の持ち主など、警視庁の厄介者ばかり。アンヌは彼らとともに、二十年前と八年前に起きたふたつの未解決殺人事件の捜査を始めるが、落ちこぼれ刑事たちの仕事ぶりはいかに…「フランスの『特捜部Q』」と評されるコミカル・サスペンス、開幕!
異種生命ヴォルクリンと接触すべく9人の研究者を乗せて旅立った宇宙船“ナイトフライヤー”。だが謎の現象が続発する中、彼らは狂気に囚われていく…。Netflixでドラマ化された表題作。先住種属の調査のため、異星を訪れたふたりの超感覚能力者をドラマティックに描いたヒューゴー賞受賞作「この歌を、ライアに」、初訳作品3篇など、SF/ファンタジイ界を代表する作家マーティンの傑作全6篇を収録。
イシュトヴァーン不在のイシュタールから拉致されたドリアンを救い出すべくスーティは、グラチウスの力を借りて、アストリアスらの一団に迫っていた。“新しきミロク”の忌まわしい支配を逃れたヤガからは、スカール、ブラン、ヨナ、フロリーが、それぞれの目的へ向かって旅立ってゆく。そしてグインは、リギアやアルテが捕らわれていたワルスタット城を制したのち、ついに謎の存在に支配される混迷の都、クリスタルへ!
広告代理店に長年勤務した初老の男ビル・ウィットマン。彼の人生の瞬間の数々を自虐的ユーモアを交えて語る断章形式の物語。(「海の乙女の惜しみなさ」)。もとはモーテルだったアルコール依存症治療センター“スターライト”。そこに入所中のマーク・キャサンドラが、ありとあらゆる知り合いに宛てて書いた(または脳内で書いた)一連の手紙という体裁の短篇。(「アイダホのスターライト」)。1967年、ささいな罪で刑務所に収監されることになった語り手。そこで無秩序の寸前で保たれる監房の秩序を目の当たりにし、それぞれの受刑者が語る虚構すれすれの体験談を聞く。(「首絞めボブ」)。かつてテキサス大学で創作を教えていた語り手は、あるとき学生たちを連れて老作家ダーシー・ミラーの牧場を訪ねる。その後、作家仲間から彼の安否を気遣う連絡を受け、ふたたび訪問すると、そこには、すでに死んだはずの兄夫婦と暮らしていると錯覚するミラーの姿があった。(「墓に対する勝利」)。詩人である大学教師ケヴィンが、才能豊かな教え子マークのエルヴィス・プレスリーに対する強迫観念を振り返る。マークは、エルヴィスの生涯に関する陰謀説を証明しようとしていた。(「ドッペルゲンガー、ポルターガイスト」)。
レグルス共和国の首都でヒュブリデ、マギア、ピュリス3か国の元首会談が再び開かれる。ピュリス宰相はマギア国王と組みヴァンパイア族の越境を禁じようと図るが、ピユリス国王は反発し失敗。この国王の態度に憤慨した将軍はピュリス国王の姪・フレイアスにピュリス国王を退けるよう懇願するが、代わりにフレイアスが提案したのはヒュブリデへの外交戦だったー。ピュリス国王の後継者と言われる姫君の策謀を、ヒロトはどう退けるのか?コミカライズも絶好調の異世界成り上がりファンタジー、待望の第15巻!!
治安を護る勇者が非常に少ない地域を旅するアッシュ。そこでは、神に反逆する闇勇者・オルギアが、呪われたアイテム『メドゥーサ』の力を使って人々に呪いを植え付けていた。闇勇者に因縁があるアッシュは、オルギアを阻止するべく再戦に臨む。そんななか、勇者不足の別の村では自称・勇者の少女・マリーが孤軍奮闘していた。勇気はあるが明らかに実力不足な彼女を見かねて、アッシュたちは『無免許勇者流・勇者道』を教えようとする。不自然なまでに少ない勇者、そこにはオルギアも絡む非道な陰謀が隠されていたー。
シオン=ディターズ。かつて若手冒険者最強と呼ばれた男。そして、今では好奇心のままに低ランク魔物を追う変わり者。魔物図鑑を更新できる能力・見識を使う少女・レンと、魔物食材屋の女ドワーフ・クルマを相棒に、シオンは高難度ダンジョンを駆け抜ける。ただ、魔物図鑑のスライムの項目を埋めるためだけにー。「どうでもいいんだよ、ヒュドラなんて!スライムを探せ!」「そんな!ちょっとは興味を持ちましょうよーッ!」これは偏った好奇心の塊・シオンが未知を既知にする物語。
それは、まだ世界に魔法が当たり前に存在した頃のこと。勇者との戦いの果て、仲間と共に封印された最強の竜がいた。多種多様な魔族を統べていたその竜の名はニールフェルド。そして数千年後ー勇者の子孫である美少女パトリアによって封印を解かれた彼が見たものは、魔法が衰退した代わりに科学が発達した世界だった!パトリシアの案内で人間社会を確認したニールフェルドは、危なっかしい事件や事故を起こす人間たちを放っておけず、遂には仲間と共に陰から手助けをすることに!?
郷土史研究部とは名ばかりでウサギ先輩(本名:稲葉白兎)の女子高生らしからぬ趣味を実践するだけの部活動に強引に入部させられたキタロー(本名:鈴木太郎)。今回誘われたのも、隠れキリシタンの郷として村郷しを始めた村の取材という胡散臭いことこの上ない物だった。合宿旅行と聞けば、たまらなく魅力的な話なのだが、どうせロクなことにならない…。と、思いつつも先輩の笑顔と行動力には逆らえないキタローであった。不思議な事件に巻き込まれがちなウサギと僕の怪異譚、始まります。